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通信キャリアによる全面的なアウトソーシングで変わる市場

May, 19, 2014, Campbell--Infonetics Researchは「ベンダにアウトソーシングするサービスプロバイダ」調査結果を発表した。このレポートでは、ベンダがキャリア顧客に提供するサービスから来る売上を調査している。
 レポートでは、ネットワークアウトソーシング市場全体と、その中で急成長するマネージドサービスの両方を追跡調査している。マネージドサービスは、「完全サービスアウトソーシング」とも言われ、装置ベンダがオペレータのインフラ全体をエンド・ツー・エンドベースで長期にわたり責任を持って引き受ける。これに含まれるのはネットワークの保守、運用、計画および設計。

調査結果の要点
・2013年、サービスプロバイダからアウトソースされたネットワーク装置メーカーのネットワークサービス売上は世界規模で681億ドル、前年比3.8%増だった。
・20013年エリクソン(Ericsson)が、サービスプロバイダアウトソーシング売上No.1の座を堅持したが、HPがIBMを飛び越してNo.2の座についた。
・No.4のファーウェイ(Huawei)は増加傾向が続いており、前年比2.4%増。売上の伸びはベンダの中でトップだった。
・2013年の成長は緩やかだった。理由は、Alcatel-Lucent、Ericsson、ノキアにとっては為替レート、Alcatel-Lucentとノキアでは主要契約の改変。
・アウトソーシング市場のマネージドサービス部分は、ネットワークの保守、運用、計画、設計を含んでおり、2013年は6%増、360億ドルを超えた。この部分は、2018年には450億ドルに拡大するとInfonetics Researchは予測している。