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2019年上半期、テレコム投資集約度が6%増加

October, 3, 2019, Redwood City--DellOro Groupの調査によると、2019年上半期(1H19)、世界のテレコム投資集約度が急増した。これは、健全なCAPEX増と相俟った安定した通貨調整収益を反映しており、前年比で6%増、世界のテレコムCAPEX/収益では約1%増となった。
 「持続的CAPEX増の大きな障害となっていたのはオペレーターの収益の伸びが制約を受けていたことである。しかし、1H19投資集約度回復は、5Gの発表調整でオペレーターが短期的には多少のズレも許容するという予測の根拠になっている」とDellOro Groupアナリスト、VP、Stefan Pongratzは分析している。「同時に、低い一ケタの収益の伸びが連続6年続いた後、オペレーターは、歴史的なCAPEX/収益率に戻ることに関心をもっていない」と同氏は続けた。

調査の要点1H2019
・世界的な資本集約度(ワイヤレス+有線)は、2018-2021年の間にCAGR 1%で前進すると予測されている。これは主に、ワイヤレスCAPEX/収益における健全な上昇に後押しされたものである。
・APAC地域のワイヤレス投資は、4Gから5Gへの急速な移行に牽引されて、2018-2021予測期間にCAPEXを上方に押し上げると予測されている。
・米国では2年続いた投資拡大の後、2019年通年の展望は良好であるが、2019年以降の投資範囲は、より抑え気味となりそうだ。一部には、ミッドバンドスペクトルの遅れが原因である。

(詳細は、https://www.delloro.com/)