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光学セラミックス市場、2023年に2億9700万ドル

June, 27, 2019, Northbrook--マーケッツ&マーケッツ(MarketsandMarkets)のレポート「光学セラミックス市場、材料(サファイア、アルミニウム酸窒化物、スピネル)、エンドユース(オプティクス & オプトエレクトロニクス、航空宇宙および防衛 & セキュリティ、エネルギー)、地域(北米、欧州、APAC、南米、中東&アフリカ)毎の2023年までのグローバル予測」によると、市場は、2018年の1億4800万ドルから、2018-2023年にCAGR 15%で、2023年には2億9700万ドルに達する見込である。光学セラミックス世界市場は、先端材料・技術への防衛支出増が牽引している。光学セラミックスは、ガラス、金属、プラスチックの置き換えとして利用され、これが市場の成長を後押ししている。

材料ベースでは、予測期間にサファイアセグメントが市場をリード
 サファイアは、光学セラミックで最速成長材料。この材料を製造するメーカーが多いからである。サファイア(単結晶酸化アルミニウム)は、標準ガラスや工業用セラミックが、特殊アプリケーションの高い透明性を満たせないところで主に使われる。サファイアは、高紫外光および赤外光特性、高い摩耗&擦傷耐性、高い熱伝導性&線膨張係数など、並外れた光学特性を持つ。サファイアは、最も広範に選択されている光学セラミック材料である。これは、入手が容易、製造容易、また広範な光学アプリケーションに適しているからである。合成サファイア需要が、光学ウインドウ製造で大きく勢いづいている。その優れた耐擦傷性と、光波長に対する優れた透明性のためである。サファイアの無数の特性が、光学セラミック市場で、サファイアの広範な利用に貢献している。

優れた特性のためにオプティクス&オプトエレクトロニクス産業で高需要。
 オプティクス&オプトエレクトロニクスは、光学セラミックスの最速成長最終利用産業である。光学セラミックスは、電球(主にLEDs)、CMOSイメージセンサ、レーザピックアップ、CCDイメージセンサ、ディスプレイ、カプラ、赤外およびレーザ送信器で用いられている。オプトエレクトロニクス販売が著しく増加するにともない、これら光コンポーネント消費は増加している。スマートウオッチやスマートフォンで近接検知に用いられる光センサ、心拍数モニタリング、色彩検知向けの需要が伸びているためである。これらの製品での光学セラミックス利用増が、オブティクス&オプトエレクトロニクスセグメントで市場の成長を促進している。

高い経済成長と中国、日本、インドにおけるオプトエレクトロニクス産業の成長が、予測期間にAPACで光学セラミックス市場を牽引すると見られている。
 APACは、製造と需要の両面で最速成長市場である。高い国内需要、容易に入手できる原材料、ローコスト労働力によりAPACは、光学セラミックスメーカーにとって最も好まれる生産基地となっている。日本、中国、インドで、サファイア、イットリウム・アルミニウム・ガーネットなどの材料を使うタッチスリーンディスプレイ組込オプトエレクトロニクス機器の生産増は、市場の成長を促進すると予測されている。