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2019年Q1北米マシンビジョン受注減速

June, 24, 2019, Ann Arbor--AIA統計によると、ロボットや他の工作機にビジョンインテリジェンスを供給する北米マシンビジョン(MV)コンポーネントとシステムの販売は、前年同期比4.5%減だった。
 AIAは、業界団体Association for Advancing Automation (A3)の一部。AIAの統計では、市場全体の売買契約は、6億7400万ドルとなり、MVコンポーネントの販売は12.6%減、9300万ドル、MVシステム販売は3.1%減、5億7900万ドルとなった。
 A3会員、ビジネスインテリジェンスVP、Alex Shikanyは、「昨年末から新年にかけて会員企業から聞き取ったところでは、統計は四半期の販売縮小を反映していた。半導体産業は、マシンビジョンの主要指標であるが、昨年末、縮小の兆しを示していた。このことから、2019年に始まる販売数減が予測された。幸い、マシンビジョン技術は、一層スマートになっており、自動化アプリケーション需要に適合している。AI駆動ビンピッキング、自律走行車、先進的検査技術などである。これは、この産業の将来の健全性を示すプラス指標である」と説明している。

今後のMV販売を予測するさまざまな見通し
 AIAの最新業界専門家調査によると、41%はマシンビジョンコンポーネント販売全体は増加すると見ている。39%が横ばい、21%が将来の落ち込みに備えると考えている。マシンビジョンシステム市場については、回答者の71%が横ばいと見ており、23%が増加、減少とみるのはわずか6%だった。全体として、回答者の2/3(66%)が、北米のマシンビジョン市場全体は、次の6ッヶ月は横ばいで推移すると見ている。
(詳細は、https://www.visiononline.org/)