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ロボタクシー市場、2030年に380万台超

June, 20, 2019, Northbrook--マーケッツ&マーケッツ(MarketsandMarkets)のレポート「ロボタクシー市場(Robo-Taxi Market)、アプリケーション(物品、乗客)、自律性レベル(L4とL5)、車輌(乗用車、シャトル/バン)、サービス(レンタル、ステーションベース)、駆動力(電気、ハイブリッド、燃料電池)、コンポーネント、地域ごと、2030年までのグローバル予測」によると、グローバルロボタクシー市場は、2020年の2024台から、CAGR 112.67%成長で、2030年には、383万912台に達する見込である。ロボタクシー市場の成長は、配車(ride-hailing)サービス需要増、高R&D投資、政府の排ガス削減政策、インフラストラクチャ開発、自動車の電化の影響を受ける。

乗用車が最高CAGRで成長
 乗用車セグメントは、最大、最速成長と予測されている。これは、大型輸送車両に比べると、乗用車ロボタクシーのほうがテストされているからである。Waymoは、先頃、人間のバックアップ運転手が乗っているとは言え、自動運転“Waymo One”乗車で普通の人に料金を請求する最初の会社になった。もう1つの例は、クライスラーである。同社は、数千台のChrysler Pacifica HybridをWaymo向けに発注した。その提携は、ロボタクシー開発、取り組んでいる会社にとって、新たなビジネスモデルになる。Uberは、自律走行車で市場シェア拡大を目指して自律ライドシェアサービス向けに24,000 Volvo XC90 SUVsを発注した。さらに、シェアド乗車の需要増も、自動運転車の全般的な市場需要を刺激する。

乗客輸送がロボタクシー市場を牽引
 世界中の国々がすでに貨物輸送の運用を始めているとは言え、乗客輸送が最速成長、最大成長市場になると予測されている。これは、貨物輸送と比べて、乗客輸送で開発、テスト、導入が進んでいるためである。Uber、Lyft、DiDiおよびBaiduなどの企業が、主要な配車サービスプロバイダーである。これらの会社は、乗客輸送市場需要を促進する。また、ほとんどの会社は、Mobility As A Service (MAAS)に集中している。例えば、e.GO Mobile AG and ZF Friedrichshafenによるベンチャーは、ドイツでは、2019年末までにe.GO People Moverの連続生産を始める予定。この車輌は、ドイツの輸送オペレータ、Transdevによりロボタクシーとして導入される。自律走行車ソフトウエア会社Oxboticaとロンドンのプライベートハイヤー・タクシー会社Addison Leeは、提携して2021年までに自動運転タクシーを始める。

予測期間にAPACが市場をリード
 中国、日本、韓国、シンガポールで市場成長が見込まれていることから、APACが最大市場となる。排ガス懸念の増加、シェアード移動の増加、公共輸送への取り組み、この地域における高い技術開発が、APACでロボタクシー市場を後押しする。DiDi、Aptiv、Baidu、Nissan、ZMPおよびHyundaiなどの企業が、この地域の主要プレイヤー。例えば、シンガポールは、2016年、ロボタクシーを公的にテストした最初の国であった。nuTonomyは、Renault Zoesと Mitsubishi i-MiEv車輌でロボタクシーの試験を開始した。韓国の大手自動車メーカー、Hyundaiは、米国スタートアップAurora Techと提携して、韓国でロボタクシーを開発する。Hyundaiは、2021年までにサービス試験を実施すると見られている。同社は、Sejongで、燃料電池車輌NexoとコンパクトSUV Kona電気自動車を無人タクシーサービス向けに配置するとされている。
 自動運転タクシーカーは、Waymo LLC (US)、Aptiv (Ireland)、GM Cruise (US)、Ridecell、Inc (US)、Uber Technologies Inc. (US)、NAVYA (France)およびEasyMile (France)。