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世界の3D技術市場2020年に1751億ドル

April, 30, 2014, Portland--アライドマーケットリサーチ(Allied Market Research)は、「3次元(3D)技術市場」調査レポートを発表した。
 同レポートは製品(3Dプリンティング、3Dガラス、3Dカメラ、3Dディスプレイ)、アプリケーション(3Dプリンティング産業、エンタテーメント、ヘルスケア、政府と防衛、航空、産業と製造、建築)、ソフトウエア(3Dスキャニング、モデリング、レンダリング、アニメーション、リコンストラクション)ごとに規模、シェア、トレンド、分析、成長および2012-2020年予測を含んでいる。
 同調査によると、2013年世界の3D技術市場は460億ドル、これが2013-2020の期間にCAGR 21%で成長して2020年末には1751億ドルに達すると予測されている。2013年、地域的には北米が最大セグメントで、売上の約40.9%を占めた。アプリケーションではエンタテインメントが最大セグメントにとどまっているが、一方で3Dプリンティングアプリケーションが予測期間内では最速成長を記録すると見られている。
 3D技術は徐々に進化して、過去数年で様々なアプリケーションのモデリング、プロトタイピング、イメージングの主要技術となっている。データの正確さ、精度の向上、容易になるリバースエンジニアリング、通信プラットフォームの改善により、3D技術市場は、2013-2020年にCAGR 21%で成長すると予測されているが、高いコスト、低い認知度、インフラの欠如が市場成長の妨げになりつつある。
 様々なアプリケーションセグメントで3D技術の採用はますます増えている。例えば、ヘルスケア、航空、エンタテインメント、建築など。このアプリケーションの広がりが3D技術市場拡大を後押ししている。多様なアプリケーションの中で、エンタテインメント産業は2013年に最大の売上を記録し、それにヘルスケアセグメントが続いている。エンタテインメントセグメントは2013年の世界市場シェアが約39%だったが、2013-2020年の期間にCAGR 22.3%で成長すると予測されている。この成長を後押しする主要な要素は、分解能、精度、奥行き知覚、強化されたディスプレイ機能などの点で3Dデバイスによって提供されるサービス品質が高いことである。さらに、3Dプリンティング産業はアプリケーション市場全体で最も魅力的なセグメントと見なされており、2020年には3D技術市場の約5.3%を占めると予想されている。この予測期間で、航空機も3Dプリンティング産業のフォーカスセグメントとなっている。また、ヘルスケアでも3Dプリンティングが伸びると見られている。
 3D製品市場では、2013年には3Dディスプレイが最大売上を記録し、3Dイメージングソフトウエアがそれに続いた。しかし、3Dプリンティングは予測期間では最速成長製品セグメントと見られている。地域市場では、北米が引き続き売上でリードするが、これは主にインフラがよいこと、エンドユーザの間で先端技術の採用が積極的であることによる。しかし、予測期間で最速成長地域はアジア太平洋地域と予想されている。