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EC助成InPulse InP PICプロジェクトがスタート

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May, 17, 2019, Eindhoven--4年プロジェクト、InPulseがスタートした。これにより新規参入企業が、InPベースの光集積回路(PICs)の最先端製造を直接利用できるようになり、幅広い新規市場に向けた製品の開発が可能になる。16のヨーロッパのパートナーがInPulseを利用して障害を低減し、開発促進を始めている。プロジェクトは、欧州委員会(EC)から1400万ユーロの助成を受けている。パイロットラインにより、イノベータは、素早く製品を開発することができ、技術的に複雑な製造よりも各自の製品に焦点を合わせることができるようになる。

現在、PIC対応製品を開発できる企業は一握りに過ぎない。そうした企業は、独自の社内工場(製造ライン)でこれを実施している。一方、有望なアイデアを持つスタートアップは、市場への参入が難しくなっている。InPulse製造パイロットラインにより新規参入者は、各自のコンセプトをプロトタイプから、産業用工作機械や工程で試作製造に移すことができる。InPulseは、設計プロセスを製造、試験、パッケージングにつなぎ、製造工場や製造知識のない企業の開発サイクルを合理化する。

InPulseのプロジェクトパートナーは、製造グレード工程設計KITsを作成する。これは、設計、製造と試験の間で直ちに自動化される。設計と製造工程ノウハウの分離により、新規参入者は、PIC製造技術における巨額投資を回避できる。InPulseは、綿密に調整された方法を利用する。これは量的に拡大し、設計サイクルの加速に焦点を当てている。したがって、より正確で、予測可能な設計ツール、製造および高スループット試験を実現する。プロジェクトは、すでにPICプロトタイピングサービスを提供しており、これはJoint European Platform for Photonic Integration of Components and Circuits (JePPIX.eu)に立脚している。InPulseは、製造への移行を可能にするものである。

最初のフェーズは、技術を一段とロバストにし、加速度的開発プログラムのためにビジネスプロセスを導入することに焦点を当てている。プロジェクトの第2段階は、いくつかのサードパーティの新製品を開発してパイロットラインの能力を実証することである。このフェーズでは、プロジェクトコンソーシアムは、アイデアや設計を量産試作したいと考えている追加企業と設計者を探している。

光チップ
フォトニック集積回路(PICs)は、光(フォトン)を働かせるマイクロチップであるが、マイクロエレクトロニクスは電気(電子)をベースにしている。PICsの利用により、比類のないエネルギー効率、スピードと精度が得られる。これは、多くの魅力的な新しいタイプの光対応製品へ道を開く。その技術が成熟し、回路性能が向上するにともない、センシング、イメージングや通信に光対応製品が生まれる。

マイクロエレクトロニクスと同様に、フォトニックチップベースのコンポーネントは、極めて小さく、製品実現には幅広く、細部にわたるハイテク加工ステップを必要とする。これは、非常に厳しい条件に依存する。これは、多数の高価な装置だけでなく、多くの技術も必要とする。また、市場は、製品開発の迅速化を要求するので、設計から製造までが短く、高信頼になるように調整、組織されていることが必要になる。InPulseは、これが迅速かつ信頼性のあるオープンアクセス製造サービスとなるように対処する。
(詳細は、https://www.tue.nl/)