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北米の光ハードウエア投資、8四半期連続で下降、中国と日本は2ケタ成長

November, 30, 2018, Boston--Cignal AIの第3四半期2018(3Q18)光ハードウエアレポートによると、アジアでは光ハードウエア販売は激増したが、北米は引き続き下降した。中国と日本の2ケタ成長、またAPACのそれ以外の諸国(RoAPAC)での四半期好転に後押しされ、Cignal AIは、これらアジア地域の予測を修正した。
 「中国は、ZTEシャットダウン後、予想以上に早く回復した。また、NokiaとCienaは、第3四半期に日本で3ケタ増だった」と主席アナリスト、Scott Wilkinsonは分析している。「RoAPACは、引き続きアジアの成長に貢献した。今年は、わずかなスローダウンを予測したが、今年は純増となりそうである。主にインドにおける販売が原動力となる」。

調査レポートの要点
・北米ハードウエア投資は8四半期連続で下降。クラウドやコロプロバイダの力強い販売は、伝統的なオペレータ市場の弱さを埋め合わすことはできなかった。
・Cienaは、上位5社の中で北米で収益を伸ばした唯一のベンダ。これにはクラウドとコロプロバイダへの販売が貢献している。
・EMEA(欧州、中東、アフリカ)は、当期に2ケタ成長。従来通り第4四半期投資が増えるなら、この勢いは続くと見られている。
・CALA(カリブ海とラテンアメリカ地域)の期待されていた回復は現実にならなかった。同地域の投資が、下降を続けたからである。