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NTTドコモ・ベンチャーズ、QDレーザへの出資

October, 18, 2018, 東京--株式会社NTTドコモ・ベンチャーズは同社が運用するファンドを通じて、革新的な量子ドットレーザ技術を基盤に最先端の半導体レーザ部品や網膜走査型レーザアイウェアなどを開発・製造・販売する株式会社QDレーザに出資を実行した。

 半導体レーザは、光ファイバを使った通信データの伝送や、材料加工、シリコンフォトニクスを初め、自動運転車に搭載されるLiDARなどのセンシングや、高輝度でコンパクトなプロジェクタでの利用など、ICT社会の発展において必要不可欠な基盤技術となっており、その市場規模は2022年には88億ドルにまで拡大すると見込まれている。

 QDレーザ社は、2006年に富士通株式会社よりカーブアウトし、世界屈指のナノ結晶技術を生かして、高い温度でも安定動作する特徴をもつ量子ドットレーザの量産化に成功した半導体ベンチャー。2018年には、その技術力を生かした小型・超微弱出力のレーザプロジェクタをメガネ型デバイスに搭載し、目の網膜に直接画像を投影して認識させる網膜走査型レーザアイウェアを世界で初めて商用化した。QDレーザ社が開発した光で網膜に映像を描き出す技術はフォーカスフリー(目の焦点調整が不要)という特徴を有しており、屈折異常や角膜混濁の患者や弱視者などのQOL(Quality of Life)を改善することが期待されるとともに、通常の視力を持つ人々も、自然な拡張現実(AR:Augmented Reality)を体感することができる。NTTグループでは、QDレーザ社が取り組む網膜走査型レーザアイウェアを通じた社会課題の解決と、ARを活用した新たなサービス創造の可能性に対して、高い期待を寄せている。