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CSPのCAPEXは横ばいだが、通信ベンダの市場は厳しい

March, 28, 2014, London--Ovumによると、通信サービスプロバイダ(CSP)の収益は穏やかな成長が続くが、CSPは引き続き積極的にネットワーク投資を行う。2014-19年、世界のCSPのCAPEX総額は2兆1000億ドルと予測されており、新技術、ネットワーク設計、ベンダ、運用モデルを活用しながら、CSPは少ない投資でより大きな効果を上げる必要がある。
Ovumのレポートでは、2019年のCAPEXは3670億ドルに達する見込みだが、ベンダの直面する市場は厳しくなる。これはほとんどのキャリア、特に固定キャリアにとっては成長に力強さがないため収益展望が低く、支出はその影響をうけるからである。また、SDNやNFVの登場に牽引されて、ソフトウエアおよびITセントリックにビジネスチャンスが出てきていることから、従来のテレコムベンダは、CSPのネットワーク予算を狙う別種のベンダと競合することになる。とはいえ、デジタルメディア企業が多様化してきており、現在CSPグレードのネットワークインフラに積極的に投資しているので、ベンダが扱えるCAPEXは2019年には500億ドルを超える見込みで、ネットワークインフラを販売するベンダにとっては明るい展望となる。
「通信世界は変化しつつある。確立された境界は崩壊しつつある。競争が厳しくなり、サービスイノベーションが加速し、利益が薄くなることが多々ある。業界のセグメント間で価値と利益が移りつつある。頭に入れておくべきことは2つ。まず、この変化のほとんどは、コンシューマにとって大きなものである点。ユーザは、技術投資、CSPの新しい事業モデル、隣接する市場のプレイヤーから途方もない利益を得ている。2番目は、この業界の変化はベンダにとって良い面である点だ。CSP CAPEXは横ばいだが、ネットワークインフラを構築する新しい分野の企業が出てきており、一部CSPの弱さを埋め合わせている。このデジタルメディアの成長から利益を得るには、ベンダはテレコム/ハードウエアとIT/ソフトウエアの両方で強さが必要になる、そうなることでこの新しいタイプの顧客を扱うことができるようになる」(主席アナリスト、Matt Walker)。
この分析では、3つの異なる国の市場(米国、中国、日本)が、予想されるCSP 2014-19 CAPEXの45%を占めると指摘している。「これらの市場では市場勢力図は全く違っている。規制、人口動態、地域ベンダ、技術標準さえ違っている。これらの市場は対処費用が高額であり、地域外のベンダには大きな局所投資(R&Dや施設など)が必要になる」とMatt氏はコメントしている。上位15市場リストの残りは、ブラジル、ロシア、英国、カナダ、ドイツ、インド、イタリア、フランス、オーストラリア、韓国、スペイン、メキシコ。
(詳細は、 www.ovum.com)