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古河電工、光ファイバのグローバル製造能力を拡大

September, 19, 2017, 東京--古河電気工業(古河電工)は、光ファイバの製造能力を2019年度までに約2倍へ引き上げる。この投資総額は約150百万米ドルであり、光ケーブルも含めて古河電工のグローバル拠点の製造能力を増強していく。
 近年、スマートフォン、クラウドコンピューティング、動画配信、ソーシャルネットワークの普及などにより、通信基幹網及びデータセンター間での通信トラフィック量は世界的に増加している。
 こうした中、ハイパースケール・クラウドや末端のデータセンター間における情報通信ネットワークの拡充が強く求められており、FTTH化も含めた光ファイバの需要が世界中で拡大している。今後もIoT化の進展や第5世代移動通信システム(5G)の構築を背景として、光ファイバ需要はグローバル規模でさらに拡大するとみられている。
 古河電工は、光ファイバの製造能力を2019年度までを目処として、2016年度比でほぼ倍増する増産投資を決定した。この増産投資の追加投資総額は約150百万米ドルであり、同社グループの北米及び欧州における製造拠点を中心として光ケーブルを含めた製造能力を増強する。
 既に古河電工の光ファイバ製造能力は、2016年度までに2014年度比で約1.2倍へ増強しており、2020中期経営計画では、これをさらに2018年度までに約1.2倍増強する計画としていたが、顧客からの強い要請を受け、追加増強を決定した。
(詳細は、www.furukawa.co.jp)