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AMOLEDパネル市場、2017年に63%成長

July, 25, 2017, London--IHS Markitの調査によると、世界のアクティブマトリクス式有機発光ダイオード(AMOLED)パネル市場は、2017年に前年比63%成長で、252億ドルに達すると予測されている。これは、スマートフォンやTV業界でAMOLEDパネル需要が伸びているためである。
 「スマートフォンでAMOLEDパネルの利用増、AMOLED TVの販売増が、AMOLEDパネル市場成長の主因である」とIHS Markitのディスプレイ調査ディレクター、Ricky Park氏はコメントしている。「ヘッドマウントディスプレやモバイルPCからの堅調な需要も市場を押し上げている」。
 フレキシブル基板によって、より軽量で薄型の本体を持つ多様なデザインで電話を製造できるため、AMOLEDディスプレイ需要が、特にスマートフォン市場で急増した。今年、大手スマートフォンメーカーは、非常に狭いベゼル、あるいはほぼベゼルレスデザインのプレミアム製品を競って発売した。
 「Appleが今年後半に発売予定のiPhoneシリーズでAMOLEDスクリーン使用を決定したので、AMOLEDディスプレイ市場も勢いづくと予測されている。また中国スマートフォンメーカーがAMOLEDパネルの新しいアプリケーションに移行することも市場活性化の一因である。急増する需要に応えるために韓国と中国のディスプレイメーカーは第6世代AMOLED工場に積極投資してきた」とPark氏は説明している。
 IHS Markitの「ディスプレイ長期需要予測トラッカー」によると、TV業界は、AMOLEDパネルの二番目に大きな市場であり、この業界も今年、AMOLEDパネル市場の成長に大きな役割を果たす。LG ディスプレイは、現在AMOLED TVパネル市場で優位を占めているが、同社は第2AMOLED TVパネルラインE4-2稼動に着手する。目的は、今年下半期にパネルを量産することである。
 生産増により、AMOLED TVパネル市場は、昨年の890,000ユニットから、今年は150万ユニットに増加する見込みである。2021年までにはAMOLEDパネル市場は、CAGR 22%で成長して400億ドルを超えると予測されている。