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3Dプリンティングが玩具業界を席巻

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July, 24, 2017, Houghton--2020年の玩具とゲーム市場は1350億ドル規模になり、3Dプリンティングがその利益を獲得すると予想されている。
 ミシガン技術大学(Michigan Technological University)とロンドンのMyMiniFactory社は、デスクトップ3Dプリンターが消費者の節約にどの程度寄与するかを調査した。
 潜在的な節約を掘り下げて研究するために、MyMiniFactoryからダウンロードされる最も人気のある100のデザインを調べた。同社は、無料でシェアできる3Dプリント可能デザインオンラインの1つ。コマーシャルフィラメント、ペレット押出フィラメント、消費財廃棄物プラスチック、3つの異なるプリンティング材料を使い、オープンソースLulzbot 3Dプリンターでプリントする潜在的なコストを分析した。
 市販の玩具が比較のために利用できるときは、全てのフィラメントタイプがコストの75%以上を、リサイクルボットフィラメントは90%を超える節約だった。100の玩具からのデータを利用し、年間の玩具購入で総計6000万ドルを相殺することになる。
 研究チームは、3Dプリンティングの潜在的な影響、コンシューマーがDIY製造を利用する理由を掘り下げて研究するために事例研究を利用した。
材料科学/電気工学教授、Joshua Pearceのチームによると、チェスセット、数学パズル、おもちゃのトラック、アクションフィギュア、ボードゲームなどの複雑な玩具でも一般に40~90%の大幅な節約になる。
 データからわかることは、3Dプリンティングはすでに玩具業界に大きな影響を及ぼしつつあること。また、3Dプリンターはさらに普及するので、3Dプリンティングは拡大するばかりである。Pearceは、玩具やゲーム会社にとっての最良の道は、IKEAが同社の家具で「IKEAハック」に後押しされたように、3Dプリンティングを受け容れることである、と提案している。
 「玩具会社が適応する1つの方向は、自社の玩具設計の一部をオープンソースし、現状ではプリントできないコンポーネントに注力すること。さらに、アクセサリやアドオンを設計するメーカーコミュニティ、オープンソースコミュニティを公然と後押しすることである。これはすでに起こっており、まさに数100万のフリーデザインが存在する。分散ホームマニュファクチャリングは玩具だけでなく、多くの他の製品の未来である」とPearce氏はコメントしている。
(詳細は、www.mtu.edu)