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Thorlabs、ガスセンシング技術の進歩を目標に共同研究

June, 5, 2017, Newton--ソーラボ(Thorlabs)は、イタリアのバリの工科大学物理学部に産学共同研究室、PolySense設立を発表した。目的は、画期的な光ガスセンシングシステムのR&Dを焦点にすると発表されている。これによってThorLabsは、現在のVincenzo Spagnoloとの研究提携を強化する。Spagnolo氏はバリの工科大学の光ガスセンシングの専門家、准教授であり、同氏はPolySenseのディレクタに就任する予定。
 微量ガス濃度の検出と計測は、様々なアプリケーションで重要である。グリーンハウスガスの環境モニタリング、病気診断、産業プロセス制御分析、毒性および燃焼性ガスの検出が含まれる。Spagnoloグループは、クオーツ増強光音響分光法(QEPAS)技術で広範な経験を有している。QEPASは、光音響信号のディテクタとして水晶音叉(QTF)を利用する。QEPASを利用することで、潜在的な有毒ガスの超微量濃度が計測可能になる。
 QEPAS技術から始まり、Thorlabsのエンジニアリングリソースと製造技術を利用して、PolySenseラボはQTFデザインの設計と製造に努め、様々な動作条件に最適化していく。これらQTFsは共同設計の音響検出モジュールに組込み、高感度リアルタイム計測向けのセンサプロトタイプを製造する。最終目標は、その場でリアルタイム検出を行うポータブルソリューションである。これは、さらに呼気分析、環境モニタリング、漏洩検出、炭化水素ガスセンシング、毒ガスや爆発性物質のモニタリングでの進歩につながる。
 新設戦略的パートナーシップを支援するためにThorLabsは、必要な計測器と技術スタッフ、研究と人員への投資を行う。大学は、実験室とオフィススペースを提供し、研究を行う。
(詳細は、www.thorlabs.com)