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仮想化技術と10G-EPONを組み合わせた実証実験に世界初成功

April, 14, 2017, 東京--ケイ・オプティコムと日本電気(NEC)は、NFV(ネットワーク機能仮想化技術)と10G-EPON技術を組み合わせた実証実験を2017年3月に実施し、世界で初めて、10Gbpsインターネット接続回線にvCPE (宅内通信機器の仮想化)を適用できることを確認した。今後、より魅力ある「eo光」10ギガサービスの早期の提供に向けて取り組んでいく。
 今回の実証実験では、NECにより構築した、vCPEを含む実験環境を、ケイ・オプティコムのネットワーク上の仮想化プラットフォームに実現させ、10Gbpsインターネット接続回線に適用できることを確認した。vCPEは、ホームゲートウェイからDHCPやNATなどの上位レイヤの機能をデータセンタ(クラウド)からインターネットを経由して提供するものである。これにより、宅内の通信環境の整備が可能となり、ホームゲートウェイを簡素化することで、以下に示す世界を実現できるようになる。

vCPEにより実現できる世界
(1)従来の宅内機器を、仮想的にケイ・オプティコムのネットワーク側に設置することで、常にセキュアな通信環境の提供が可能となるため、VoDサービス、クラウドストレージサービス、ペアレンタルコントロールサービスなどの新サービスを容易かつ迅速に提供可能
(2)ユーザの要望に応じ、パソコン・スマホ・タブレットなどの通信環境を、遠隔より把握することも可能であるため、通信環境の改善、障害時の原因究明・解決が早期に可能

今後、今回の実証実験を踏まえ、2017年秋頃よりフィールドテストを行い、10Gbpsインターネット接続回線へのvCPEの本格適用に向け、NECと引き続き検証を実施する。
 また、将来的には、vCPEを活用した「ストレージサービス」「遠隔診断」などの具現化、宅内IoTの普及に向けたサービス化の加速、このプラットフォーム開放による各種IoT事業者との連携なども検討してい。
(詳細は、www.nec.com)