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トップディスプレイ技術とデバイス市場、高成長予測

February, 1, 2017, Seattle--マーケッツ&マーケッツ(MarketsandMarkets)は、「トップディスプレイ技術とデバイス市場(LED、OLED、仮想網膜、量子ドット、フレキシブルディスプレイ、インタラクティブディスプレイ、3Dディスプレイおよびスクリーンレス・ディスプレイ)、2022までのグローバル予測」を発表した。
 市場は、2016-2022年の期間に高CAGRが予測されている。新しい技術やデバイスとともにディスプレイ分野の急速な技術進歩が、トップレベルのディスプレイ技術とデバイス市場の成長を後押ししている。新技術とは、例えば、仮想網膜ディスプレイ、量子ドット、フレキシブルディスプレイなどである。

トップディスプレイ技術とデバイス市場で予測期間中にOLED技術が最大市場シェアとなる見込みである。
 OLED市場は現在、成長段階にあり、製品設計や寿命最適化に注力していることから、技術的な成熟が見込まれている。OLEDディスプレイは、スマートフォン、MP3プレイヤ、ウェアラブル機器、TVsやタブレットなどのコンシューマエレクトロニクス製品に適用される。OLED照明市場は、建築、商用、住宅、自動車など様々な分野の多様な照明アプリケーションを構成する。現在、OLED市場は、フレキシブルディスプレイおよびフレキシブル照明の導入による大きな変化を経験している。スマートフォンへのOLED技術の採用、急速な技術進歩、OLED照明研究への政府の支援、様々なアプリケーションへのOLED技術の利用拡大が、トップレベルディスプレイ技術とデバイスの市場を後押しする主因である。

2016-2022年に最高CAGR成長が予測されているスクリーンレスディスプレイ
スクリーンレス・ディスプレイ市場は、トップディスプレイ機器市場で最高成長率が見込まれている。スペースの制約や可搬性、従来ディスプレイに対するスマートソリューションの採用などがスクリーンレス・ディスプレイの今後の成長を後押しする原動力となる。スクリーンレス・ディスプレイは、実際のスクリーンなしで情報を表示する新技術。Google、Displair, Inc, Avegant Corporation, Microsoftなどが、スクリーンレス・ディスプレイ分野で形勢を一変させる技術を開発している。

量子ドットディスプレイは予測期間で大きなCAGRで成長
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大きく伸びると見られている。量子ドット技術は急成長しており、多くの多様な機会が現れつつある。この技術に基づいた医療機器が治療や医療診断にアプリケーションを見出している。QD発光団をもつLEDは次世代ディスプレイで有望な展開が見込まれている。QD発光団は高量子収率、非常に狭い発光域、スペクトル維持性、より鮮明な色など、コンシューマアプリケーションに必要な特徴を示しているからである。
(詳細は、www.marketsandmarkets.com)