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ピコプロジェクタ市場、2022年に34億4000万ドル

December, 2, 2016, Magarpatta--マーケッツ&マーケッツ(MarketsandMarkets)のレポート「ピコプロジェクタ市場、2022年までのグローバル予測」によると、ピコプロジェクタ市場は2015年の12億8000万ドルから2016-2022の期間にCAGR 14.52%成長で、2022年には34億4000万ドルに達する見込みである。ピコプロジェクタ市場の成長を促進する要因は、プロジェクション技術とポータブルエレクトロニクス機器との統合、優れた仕様のピコプロジェクタの開発。
 非内蔵(スタンドアロン)ピコプロジェクタが2016-2022年のグローバル市場をリードする。ピコプロジェクタ市場の成長は、接続のしやすさ、高解像度出力、ディスプレイサイズの拡大、明るさレベルの向上などの要素、さらに、小型で利便性の高さなど他の要素も非内蔵ピコプロジェクタの人気拡大に寄与している。
 「ピコプロジェクタ用にDLP技術市場が最大シェアを維持すると見られている、一方LBS技術は、2016-2022の間に最高成長率が見込まれている」。
 デジタルライトプロセシング(DLP)は、テキサスインスツルメンツ(TI)が開発した新技術。DLPはプロジェクションエンジニアリング分野で最良技術の1つであり、ピコプロジェクタに広範に採用されている。DLP技術は映画や従来型プロジェクタにも採用されつつあり、この技術のピコプロジェクタにおける業績は卓越している。レーザビームステアリング(LBS)はプロジェクション分野の新興技術で、マイクロビジョン(MicroVision, Inc)の特許。LBSはフォーカスフリー操作が可能であり、同等輝度の他の技術と比べて鮮明な画像が特徴。
 アジア太平洋(APAC)地域におけるピコプロジェクタ市場の成長は、コンシューマエレクトロニクス、ビジネスおよび教育分野からの膨大な需要が原動力となる。さらに、APACでは人口あたりの可処分所得や経済活動が増加している。APACの多くの新興企業がピコプロジェクタの開発に関わってきている。さらに新製品発売などの戦略がAPACにおけるピコプロジェクタの成長を促進する。
(詳細は、www.marketsandmarkets.com)