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インフィニオン、Innoluce BVを買収

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October, 18, 2016, Munich/Nijmegen--インフィニオン(Infineon Technologies AG)のマイクロエレクトロニクスは、自動運転とコネクティッドライティングにとって重要技術である。運転者支援システム向けの大手チップ供給者、インフィニオンは、ファブレス半導体企業、Innoluce BVを100%買収した。Innoluceのノウハウをベースにしてインフィニオンは、ハイパフォーマンスLiDARシステム向けにチップコンポーネントを開発する。買収条件は非公表。

 LiDAR、レーダ、カメラは、半自動および完全自動走行車にとって3つの重要センサ技術。インフィニオンは、技術的トップランナーであり、今回の買収により、自律走行に必要とされる冗長性を提供する、3つの補完的センサシステム全てを提供することになる。レーダはRF電磁波を使用するが、LiDARはレーザビームを利用して車に隣接する物体との距離を計測する。スキャニングLIDARシステムは、路上の小さな物体の発見に役立つ。
「この買収により、当社はLiDAR技術に大きく踏み込んだ。LiDAR技術は、安全な運転席で重要な役割を果たし、これは完全自動走行車両に不可欠である。当社は、世界中の全ての新車に無理なく導入できるLiDARを実現する意向である」とインフィニオンの自動車部門プレジデント、Peter Schiefer氏はコメントしている。
 数年以内にプレミアム車に最初に導入されるLIDARシステムは、機械式スキャニングミラーベースとなり、したがって大きく、かなり高価になる。全クラスの車で標準装備となるには、LIDARシステムは半導体ベースになる必要がある。したがって、さらにコンパクトに、コスト効果が高く、ロバストになる。

Innoluceは、2010年にロイヤルフィリップス(Royal Philips)からのスピンオフとして設立。同社の強みはMEMS技術、シリコンベースの固体MEMSマイクロミラーを組み込んだ微小なレーザスキャニングモジュールの優れたイノベータ。そのようなミラーは、自動車の光検出やLIDARシステムでレーザビームの調整に必要となる。