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2015グローバル照明市場では照明器具が電球を凌駕

August, 22, 2016, London--IHS Markitの調査によると、照明装置の世界的販売額は2015年に4.6%成長だった、これは先行年の4.8%よりもわずかに低い。この全般的な成長率の背景は、相互に関連しているとは言え、2つに分かれる。
 まず、ランプ(電球)市場の販売額は2015年に4%成長であり、これは2014年の7.3%成長よりも低い。とは言えIHS Markitの前回の2023年までの収益予測よりも高い。ランプ市場はLEDへの移行が続いているので、2つ効果が相俟って将来の販売額成長を弱める、つまり全般的なランプ出荷の減少とLEDランプの価格低下である。「顧客は従来技術よりもはるかに長寿命のLED技術に切り替えているので、ランプの取り換え需要は少なくなり、結果的に出荷水準が低下する」とIHS Markitのシニアアナリスト、Paul Bremner氏は指摘する。「LEDランプの価格下落にともない、メーカーの収益も2019年には下降が始まる」。
 二番目に、照明器具収益は4.8%成長だった、これは2014年の3.9%成長を上回った。ランプ市場とは違い、照明器具の収益成長は予測期間を通じて続くと見られている。「この成長は、LEDが実装された照明器具、またLEDに置き換えられた照明器具からものであり、これは2023年にかけて収益と出荷の両方とも成長が続く見込みである」とBremner氏はコメントしている。

主な調査結果
・非LEDとLEDランプ両方の供給基盤は、2015年にさらに細分化が進んだ。上位10ベンダーが非LEDランプでは市場の54.8%から41.4%へ、LEDランプでは市場の55.1%から50.2%へ減少。
・ランプ市場とは異なり、LED照明器具の供給基盤は、一段と統合が進んだ。上位10ベンダーは、2015年では市場の33.5%。2014年の2.9.6%から上昇。
・中国は、照明装置では最大の地域市場と推定され、2015年の世界市場で約30%を占めた。
・LEDランプと照明器具は、出荷数量のわずか7.8%だったが、2015年の販売額は28.6%を占めた。
・LEDランプと照明器額は、2019年には照明市場の総販売額の半分以上を占める見込みである。