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レーザ市場は2017年に110億ドルを超える

February, 6, 2014, Mountain View--ストラテジーズ・アンリミッテド(Strategies Unlimited)は、市場調査レポート「レーザの世界市場」を発表した。
2012-2017年にレーザ市場全体は売り上げが4.9%成長すると予測されており、CAGR 2桁で成長する通信レーザの売り上げが成長の原動力になっていると同レポートは説明している。シニアアナリスト、Allen Nogee氏は「多くの有望な技術やアプリケーショントレンドがあり、通信レーザは装置メーカーやコンポーネントメーカーによる絶えざる再投資が必要になる」とコメントしている。
「レーザの世界市場」は、2017年までのレーザ市場についてレーザタイプ、アプリケーション、サプライヤー、地域ごとに洞察力に満ちた分析と予測を行っている。今年の包括レポートで新しいカテゴリーは、フローサイトメトリ、歯科用レーザ、積層造形、EUV用CO2レーザ。
2013年レーザ市場の結果は、相対的に錯綜としていた。これは先のリセッションからの世界経済の回復が依然として緩慢であるためだ。活発に売り上げが伸びた分野は、通信、ディスプレイ、センサ、医療およびマーキングに使われるレーザ。レーザ市場ですでに最速の成長セグメントとなっているディスプレイは今後も成長が続くと見られている。
ストラテジーズ・アンリミッテドは予測期間で、ファイバレーザが売り上げベースで最も成長するレーザセグメントであると予測している。「これは驚くにあたらない。ファイバレーザは信頼性が高く、長寿命であり、価格が下落しつつあることを考えると、マーキングや薄い金属の切断には良い選択である」とNogee氏はコメントしている。また、ハイパワーダイオードレーザにも健全な成長が見込める。ハイパワーレーザは、歯や皮膚の治療、レーザダズラ(目眩まし)、ハイパワーレーザプロジェクタでの利用で人気上昇中である。
(詳細は、 www.strategies-u.com)