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カールツァイス、Aaren Scientificを買収

January, 14, 2014, Jena--カールツァイス・メディテック(Carl Zeiss Meditec AG)は同社子会社を通じて、米国の人工水晶体(IOL)メーカー、アーレンサイエンティフィック(Aaren Scientific Inc)の株式100%を買収した。アーレン・サイエンティフィックは、20年以上IOLの生産を続けている。
「両社、ZEISSとAaren Scientificは極めて補完的であり、今回の買収によってZEISSは眼科手術に幅広いソリューションポートフォリオを提供できるようになる」とZeiss Meditec AGの社長/CEO、ZEISS AGの役員、Dr. Ludwin Monzはコメントしている。
Aaren Scientificは、CE登録を受けた米国初のIOLメーカーであり、革新的R&D能力でもよく知られている。同社の従業員は現在235人。2012年の同社の収入は約2000万ドル、主として米国外からの収入。同社は、カールツァイス・メディテクの戦略事業ユニット(SBU)眼科手術(Surgical Ophthalmology)に統合され、ベルリンおよびフランスのラロシェルにある既存のZEISS IOL開発・製造サイトを補完する。SBU Surgical Ophthalmologyは、最近3-4年、画期的なIOLに対する強い需要に牽引されて市場の成長率を上回る業績を連続して報告してきた。
白内障の手術後、人工水晶体を挿入することは、眼科手術で一般的に行われている。白内障治療で埋め込まれているIOLの大半は単焦点レンズであるが、ZEISSは同社の多焦点人工水晶体で市場を形成してきた。これによって近距離、中距離、遠距離の視力が著しく改善される。
(詳細は、 www.zeiss.com)