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アジレント、会社分割により誕生する新電子計測会社の社名を発表

January, 9, 2014, Santa Clara--アジレント・テクノロジーズ・インク(アジレント・テクノロジー株式会社)は、2014年11月初旬までに会社分割で誕生する電子計測会社の社名を発表した。社名は「Keysight Technologies」となる。
Agilentの説明によると、Keysightという社名は、他では見られない事象を可視化する能力を提供するという意味を込めている。重要・本質的な知見を提供し、変わりゆくテクノロジーの世界を解明していきたいというKeysightの思いが込められている。新会社のロゴには「Unlocking Measurement Insights for 75 years」というタグラインが付けられている。Keysightは、1939年に創業したヒューレット・パッカード カンパニー(Hewlett-Packard Company)にそのルーツを求めることができる。
Keysightの社長兼CEO、Ron Nersesian氏は、「Keysightは由緒ある伝統に裏打ちされた企業である。ヒューレット・パッカードの誠実さやイノベーションという基本理念、そしてアジレントのプレミアメジャメント・ビジネスの流れを受け継いでいる」とコメントしている。さらに同氏は、「この社名には、革新性、洞察力、進歩性という我が社の精神が込められている。Keysightはシリコンバレー発祥という伝統を持ちつつも、顧客をいち早く新たな世代へと誘うという革新性をも持ち合わせている。顧客が新たなテクノロジーを世の中に送り出せるよう、Keysightが未知なる知見を提供する」と続けている。
Keysightは電子計測業界のみに経営資源を集約し、電子計測を必要とする顧客へ注力していく。現在はアジレントの一部門である同事業は、電子計測市場において世界的リーダーとなっており、無線データ通信、航空・宇宙・防衛、産業・コンピューター・半導体の各部門でナンバーワンの地位を築いている。新会社はアジレントの電子計測製品のすべて、および電子計測業界最大規模の営業・サポートチームを継承する。
Keysightが独立した会社となるのは2014年11月初旬を見込んでいる。本社は米国カリフォルニア州サンタローザに置き、従業員数は世界30か国合計で約9500人となる。