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テクトロニクスとTE SubComが光変調解析測定で提携

January, 14, 2016, Beaverton/Eatontown--テクトロニクスは、TE Connectivity Ltd.のグループ会社で海底通信技術の業界パイオニアであるTE SubComが、世界最高速の光海底ネットワーク・システムのスループット向上用に設計された光コヒーレント検証プログラムで、テクトロニクス特許の非同期タイム・インターリーブ(ATI)技術により70GHzを実現したオシロスコープDPO70000SXシリーズを採用すると発表した。
新製品のDPO70000SXシリーズはコンパクトなパッケージ・サイズであるため、光変調解析、最先端技術研究に携わるTE SubComのエンジニアは、このスケーラブルなユニット構成によって光海底ネットワーク設計で求められる超広帯域の信号忠実度の実現が可能になる。
 光技術速度はすでにGbpsレンジの100倍に達しており、さらにTbpsレベルの速度実現の努力が続けられている。こうした中、光通信設計は、高速のテスト/計測ソリューションを要求するアプリケーションの一つになっており、その中には複数の高性能オシロスコープの同期も含まれる。
 新製品のDPO70000SXシリーズ70GHzオシロスコープは、最新のIBM 9HP SiGeプロセスとATI技術の採用により、優れた信号忠実度と低ノイズ・レベルを実現しつつ、リアルタイム周波数帯域を拡張している。