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シスコとフィリップス、提携してコネクティッド・ライティングを販売

December, 25, 2015, Amsterdam--フィリップス(Philips)とシスコ(Cisco)は、グローバル戦略提携を発表した。これにより、最新オフィスではIoTにより、省エネ、ビルの効率と従業員の生産性において新たな価値を生み出す。
 このアライアンスは、フィリップスのLEDベースコネクティッドライティングシステムとシスコのITネットワークを結びつけることで10億ユーロと推定される世界のオフィス市場に対処していく。
 照明は至る所にあるので、IoT(Internet of Things)をオフィスに導入する最も簡単な方法の1つとなる。センサやソフトウエアアプリケーションを備えたフィリップスのライトポイントは、シスコの技術を使って接続できる。この照明ネットワークが情報への経路を作り、新しいサービスを可能にする。
 フィリップスライティングの戦略/マーケティング長SVP、Bill Bien氏は「安全性の高い、高信頼のITインフラストラクチャに接続された照明は、今後のスマートオフィスのバックボーンを形成する」とコメントしている。
 両社の狙いは、市場でこの技術の普及を促進すること、接続性、快適性、効率性を高め、近代的なオフィスで最高度に革新的な特徴を構成することにある。
 シスコSVP EMEAR、Edwin Paalvast氏は、「世界はデジタル化が進んでおり、フィリップスと協働して、われわれは、ビル所有者の照明ネットワークのデジタル化促進、ユーザー・エクスペリアンスと効率の向上をサポートしていく。フィリップスと提携することで、安全製の高いITネットワークを利用して高信頼のPoEパワーLED照明ソリューションを提供する」と話している。
 照明はIoTを世界中のエンタプライズに導入するための論理的第1段階である。センサを装備することで、ネットワークに接続された照明はインテリジェントになり、環境を検知、計測することができる。
 一般に、照明はビルの電気利用の40%を占める。ネットワークを通じてCiscoとともにフィリップスのLEDコネクティッド照明システムを管理、統合、コントロールすることで、約80%の省エネ、ビルの保守コストを低減することが可能になる。
 オフィスをより快適にするために、従業員は自分の好み、仕事に合わせてLED照明を個人化、調整することができる。