Science/Research

6Gデータストリームを方向付ける新メタデバイス

April, 4, 2023, Hong Kong--

3Dプリンティングを利用して作製された異なるメタサーフェスの相対的回転がTHz放射を2D面あるいは3D空間の任意の点にどのように焦点を結ぶかを香港の研究者が示した。 第6世代ワイヤレス通信(6G)は、世界中で現在導入が進 […]

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多脚型分子PATATの開発:単分子層でペロブスカイト太陽電池を高性能化

March, 31, 2023, 京都--

京都大学などの研究グループは、ペロブスカイト太陽電池の高性能化を可能にする三脚型の正孔回収単分子材料(Phosphonic acid functionalized triazatruxene, PATAT)を開発した。 […]

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Swansea Uni、世界初完全R2R プリンタプルペロブスカイト太陽電池

March, 31, 2023, Swansea--

スワンシー大学は、ペロブスカイトソーラセル量産可能性を初めて解放するローコストで拡張性のあるカーボンインク形成を確立した。 R2R(roll-to-roll)プロセスでスロットダイ塗布を使い、同大学SPECIFIC In […]

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ORNL、固体バッテリー製造に静水圧プレス成形をサポート

March, 30, 2023, Oak Ridge--

数ヶ月の有望なテスト結果を受けてエネルギー省オークリッジ国立研究所(ORNL)のバッテリー研究者は、固体バッテリー産業が静水圧プレス成形として知られる技術に注目するように推奨している。それが、次世代バッテリー商用化を目指 […]

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カニ殻から生分解性光コンポーネントを作製

March, 30, 2023, Loyola Heights--

アテネオ・デ・マニラ大学(Ateneo de Manila University)の研究者は、カニ殻をバイオプラスチックに変えるプロセスを開発した。バイオプラスチックは、回折格子として知られる光コンポーネントを作製するた […]

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有機ELの蒸着プロセスを省電力化する真空蒸着セルを開発

March, 30, 2023, 東京--

NEDOの「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」で、(株)サンリックは、東北大学、山形大学と共同で、有機ELの有機物や金属の薄膜形成に用いる真空蒸着セルの開発を行っており、室温で加工できるタングステン-モリブデン系新合 […]

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新しいレーザ技術、EPFLとIBMが共同開発

March, 30, 2023, Lausanne--

EPFLとIBMは、光測距に最適な超高速波長チューニング、低雑音レーザを共同開発した。 研究チームは、光通信の主力材料リチウムナイオベートと、より一般的なシリコンナイトライドを統合した。 EPFLとIBMの研究者は、光測 […]

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量子コンピュータ実用化を早める 新たな量子計算アーキテクチャ確立

March, 29, 2023, 大阪--

大阪大学量子情報・量子生命研究センターと富士通株式会社は、量子コンピュータの実現に不可欠な量子エラー訂正に必要な物理量子ビット数を大幅に低減することで、現行コンピュータの計算性能を超える量子コンピュータの実用化を早めるこ […]

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玉川大学、世界最高速50Gbpsでの量子乱数発生器の実証に成功

March, 29, 2023, 東京--

玉川大学量子情報科学研究所の谷澤健教授と加藤研太郎教授と二見史生教授は、世界最高速の50Gbpsで真に予測不可能な乱数を発生する量子乱数発生器の実証に成功した。 真にランダムな性質をもつ真空場揺らぎを高速かつ並列に測定・ […]

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量子コンピュータを利用できる「量子計算クラウドサービス」開始

March, 28, 2023, 和光--

理化学研究所(理研)量子コンピュータ研究センター他、共同研究グループは、2023年3月27日に量子コンピュータをクラウド公開し、外部からの利用を開始する。 研究成果は、国内の量子計算プラットフォームの利用拡大に貢献する。 […]

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スタンフォード大学、液体のバクテリア特定新方法

March, 24, 2023, Stanford--

スタンフォード大学の研究者によると、旧いインクジェットプリンタ+AIアシストイメージングで、その技術の革新的適用が、血液、排水などにバクテリアを見つける迅速かつ安価な方法につながる。 一滴の血液、粘液あるいは排水にレーザ […]

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SEAS、初のスーパーモード光共振器

March, 23, 2023, Cambridge--

SEASの客員教授、Vincent Ginisは、Nature Communicationsに光共振器技術におけるブレイクスルーを発表した。同氏は、論文の筆頭著者。 そのアプローチは、チームの最新の成果になった。これまで […]

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CMOSイメージセンサを用いた可視光通信により512色エラーレス伝送の世界記録を達成

March, 22, 2023, 東京--

東京農工大学大学院工学研究院先端情報科学部門の中山悠准教授を中心とした研究グループは、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社の支援により、カメラの撮像素子であるCMOSイメージセンサを受信機に用いる光カメラ通信(O […]

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一つの超短レーザパルスでダイヤモンド量子センサ源を広領域で作製

March, 20, 2023, 京都--

京都大学、水落憲和 化学研究所教授、時田茂樹 同教授、藤原正規 同特定研究員、升野振一郎 同研究員、橋田昌樹 東海大学教授らの研究グループは、一つの超短レーザパルスをダイヤモンドに照射し、窒素-空孔(NV)中心をミリメー […]

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ジャイロトロンを用いた金属磁性薄膜のサブTHz磁化ダイナミクス評価に成功

March, 20, 2023, 仙台/京都--

京都大学、東北大学他の研究グループは、サブテラヘルツ帯において、これまで困難であった金属磁性薄膜中の反強磁性磁化ダイナミクスを電気的に検出することに成功した。 反強磁性体やフェリ磁性体のテラヘルツ応答性の評価は古くから行 […]

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世界初、標準外径19コア光ファイバ開発、伝送容量の世界記録更新

March, 20, 2023, 東京--

情報通信研究機構(NICT)、住友電気工業株式会社(住友電工)は、標準外径(0.125 mm)のマルチコア光ファイバでは世界最多コア数の結合型19コア光ファイバを開発し、毎秒1.7ペタビット、63.5 km伝送実験に成功 […]

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チップスケールレーザアイソレータがフォトニクスを変革

March, 20, 2023, Stanford--

スタンフォード大学の研究者は、よく知られた材料と製造工程を利用して、効果的、パッシブ、超薄レーザアイソレータを構築した。これは、フォトニクスに新たな研究の道を開くことになる。 レーザは変革的デバイスであるが、一つの技術的 […]

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サウスアフリカ大学、歪のないストラクチャードライト

March, 17, 2023, Johannesburg--

伝送媒体における乱れは、ストラクチャードライトにとって振幅と位相歪の原因となるので、物理学者は、その歪を修正する様々な補正技術を開発してきた。しかし、最初に注意深く設計された形状を失わないストラクチャードライトの形が望ま […]

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スマートグリーンハウスに電力を供給する有機ソーラセル

March, 17, 2023, Los Angels--

UCLAの研究者は、屋根に半透明有機ソーラセルを組み込んだスマートグリーンハウスを設計した(Nat. Sustain., doi: 10.1038/s41893-023-01071-2)。 Lグルタチオンベースの中間層を […]

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「アンチレーザ」の構築、波を管理するデバイス

March, 16, 2023, New Haven--

ブレイクスルー「アンチレーザ」の構築で、研究チームは、不要な信号反射なしに、信号処理のために光と他の電磁波を管理できるシステムを開発した。これは、ローカルエリアネットワーク、フォトニクス分野、他のアプリケーションを前進さ […]

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超伝導の新しいメカニズム「量子液晶揺らぎによる電子対形成」の検証に成功

March, 16, 2023, 東京--

東京大学などの研究グループは、量子液晶状態の量子力学的な揺らぎ(量子液晶揺らぎ)によって超伝導電子対の結合の強さが増強されることを実験的に明らかにした。 超伝導状態の物質に磁場をかけていくと、ある大きさで超伝導が消失する […]

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超高速量子計算のための世界最速43 GHzリアルタイム量子信号測定に成功

March, 15, 2023, 東京--

日本電信電話株式会社(NTT)は、東京大学、理化学研究所(理化学研究所)と共同で、5Gに代表される最先端の商用光通信テクノロジを光量子分野に適用させる新技術を開発した。これにより、光通信用検出器を用いて世界最速の43 G […]

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3Dプリント、ナビゲーション機能を持つスマートコンタクトレンズ

March, 15, 2023, Ulsan--

KERI、Dr. Seol Seung-Kwonの Smart 3D プリンティング研究チームと Ulsan National Institute of Science and Technology (UNIST)、Li […]

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再構成可能アンテナ、次世代技術、機械工学と電磁気学を結合

March, 15, 2023, UNIVERSITY PARK, Pa.--

再構成可能アンテナ、周波数、放射ビームのような特性をリアルタイムで遠くから調整できるアンテナは、6Gのような未来の通信ネットワークシステムでは不可欠である。しかし、多くの現在の再構成可能アンテナ設計は、遠く及ばない。それ […]

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NTT、10空間多重光信号の空間モード多重増幅中継伝送に成功

March, 14, 2023, 東京--

日本電信電話株式会社(NTT)は、これまでの光ファイバと同じ直径を保ちながら伝送容量を10倍に拡大可能な空間モード多重光ファイバによる、世界最長(1300 km)の10空間モード多重信号の光増幅中継伝送に成功した。 同成 […]

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イカの目からヒントを得た人工視覚

March, 14, 2023, Gwangju--

イカのユニークな目からインテリジェント頭足動物のハイコントラスト視覚、照明ムラと濁った水の存在の中で偏光を認識する能力が得られる。 韓国の研究者は、イカの目からヒントを得て、新しいタイプの人工視覚を作製した(Sci. R […]

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メタサーフェスで多チャネルTHz伝送

March, 14, 2023, Chengdu--

中国の研究者は、4つの異なる光チャネルでテラヘルツ波を伝送できるオールシリコン構造を作製した。これにより多機能が同時に実行できるようになる(Photon. Res., doi: 10.1364/PRJ.477381).。 […]

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NEC、空間分割多重光ネットワーク技術

March, 13, 2023, San Diego--

香川大学、日本電気株式会社(NEC)、サンテック株式会社、古河電気工業株式会社(古河電工)は、非対称データ通信を効率的に収容可能な、マルチコアファイバに基づく空間分割多重光ネットワーク技術の実証に成功した。 技術の内容 […]

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ラボ培養網膜眼細胞、接続に成功

March, 13, 2023, Madison--

新研究によると、幹細胞から成長させた網膜細胞は、伸びて近傍と接続し、「ハンドシェイク」を完了する。これは、その細胞がヒトの変性眼疾患で治験準備ができていることを示している。 10年前、ウイスコンシン大学マジソン校(Uni […]

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ペロブスカイト/シリコンタンデムソーラセル、30%効率

March, 8, 2023, Berlin--

ヘルムホルツツェントルムベルリン(HZB)のチームは、ペロブスカイトとシリコンでできたタンデムソーラセルで現在世界最高効率29.15%の開発についてScience誌に報告した。 同タンデムセルは、エンカプセレーションさえ […]

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