Science/Research

磁気光学効果の新たな起源を解明

February, 1, 2018, 東京--

東京大学物性研究所の肥後友也特任研究員、中辻知教授らの研究グループは、理化学研究所 創発物性研究センター 計算物質科学研究チーム、米国の研究グループと協力して、室温において自発的に磁気光学カー効果を示す反強磁性金属の開発 […]

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光学限界を超えた分解能を有する近接場ラマン顕微鏡法の新規開発

January, 31, 2018, 東京--

東レリサーチセンターは、堀場製作所の協力のもと、現在の光学限界を超えた空間分解能を持つ新しいラマン顕微鏡を開発した。この装置を用いることにより、パワー半導体上の局所部における応力歪み解析が、世界初、約250nmの空間分解 […]

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レーザ駆動イオン加速における強磁場発生と加速への影響を解明

January, 30, 2018, 大阪--

大阪大学レーザー科学研究所の千徳靖彦教授と、同先導的学際研究機構、同大学院工学研究科、エコールポリテクニーク(フランス)、欧州XFEL(ドイツ)、応用物理学研究所(ロシア)、サンディア国立研究所(米国)、原子力・代替エネ […]

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音波を使って集積フォトニクスに適した光アイソレータを開発

January, 30, 2018, Champaign--

イリノイ大学(University of Illinois)の研究チームは、音波を使ってコンピュータチップに搭載できるほどに超微細な光ダイオードが造れることを実証した。  このデバイスは光アイソレータと呼ばれるものであり […]

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3Dプリンティングで、脳や肺を複製するスーパーソフト構造を作製

January, 30, 2018, London--

インペリアルカレッジロンドン(Imperial College London)の研究チームは、低温学と3Dプリンティング技術を使って3D構造を造る新しい方法を開発した。  これは、以前の研究に立脚するものだが、脳や肺など […]

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接地センサを使って航空機攻撃のレーザ源を検出

January, 29, 2018, Lexington--

航空機のパイロットや乗客にとって安全性の懸念はレーザ攻撃、航空機に対する高出力レーザポインタの攻撃である。レーザ攻撃は、パイロットを多くの危険にさらす。過去10年、レーザ攻撃は着実に増加している。  レーザ攻撃の犯人は米 […]

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原子時計をスマートフォンに搭載できるくらいの超小型システムへ

January, 25, 2018, 東京--

NICT電磁波研究所 原基揚主任研究員等は、東北大学大学院工学研究科 機械機能創成専攻 小野崇人教授、東京工業大学(東工大)科学技術創成研究院 未来産業技術研究所 伊藤浩之准教授と共同で、従来の複雑な周波数逓倍処理を必要 […]

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極細光ファイバで微細構造を3Dプリント

January, 24, 2018, Washington--

人の髪の毛ほどに細い光ファイバを使ってレーザベース3Dプリンティングで微細構造が造れることが初めて示された。いずれ、この画期的なアプローチを内視鏡で使って生体適合構造を体内の組織に直接作り込むことができるようになる。これ […]

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TU Wien、新しい半導体加工技術を開発

January, 24, 2018, Wien--

TU Wienは、単結晶シリコンカーバイドで多孔質構造が造れるようになった。これは、マイクロセンサ、ナノセンサや電子部品の実現可能性を開くものであるが、一定の色をフィルタリングする組み込み光学ミラー素子も可能性がある。 […]

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UMD-NIST 53qubit量子シミュレータで量子コンピューティング前進

January, 23, 2018, College Park--

メリーランド大学(UMD)研究チームとNISTは、磁気量子問題を再現するために、相互作用する53の原子キュービット(qubits)を使う量子シミュレータを作製した。このブレイクスルー以前には、主要研究者は20qubits […]

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国際研究チーム、超高輝度、高速・高輝度発光量子ドットを確認

January, 22, 2018, Tucson--

近年精力的に研究されているある種の量子ドットはあらゆる色を再現でき、しかも非常に高輝度である。スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETH Zürich)を含む国際的研究チームは、これが事実である理由を発見した。その量子ドッ […]

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ファイバOLED、従来製品に匹敵する性能レベルを達成

January, 19, 2018, Yuseong--

KAISTの電気光学部、Kyung Cheol Choi教授の研究チームは、極細ファイバで高効率OLED製造に成功した。  高効率、長寿命OLEDとなる同技術がウエアラブルディスプレイで使用できると研究チームは考えている […]

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「波打つ」デザインのトランジスタがフレキシブル超高解像度ディスプレイに

January, 19, 2018, Thuwal--

フレキシブル超高解像度ディスプレイは、POC医療診断機器など、次世代モバイルエレクトロニクスにとってメリットがある。KAUSTは、ディスプレイ回路の性能を強化する独自のトランジスタアーキテクチュアを開発した。  スマート […]

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NTUとVolvo、シンガポールで自律走行電気バスを共同開発

January, 18, 2018, Singapore--

南洋工科大学(NTU)とボルボバス(Volvo Buses)は、2019年にシンガポールで自律走行電気旅客バスの試験を開始すると発表した。  Volvoにとってこれは世界初の公共輸送における自律走行アプリケーションであり […]

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理研、集光XFELパルスの空間コヒーレンスを正しく評価

January, 18, 2018, 東京--

理化学研究所(理研)放射光科学総合研究センター生命系放射光利用システム開発ユニットの小林周研修生(慶應義塾大学理工学研究科博士課程3年)、中迫雅由客員主管研究員(慶應義塾大学理工学部物理学科教授)、山本雅貴ユニットリーダ […]

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1個のメタレンズで虹のすべての色を一点に集光

January, 18, 2018, Cambridge--

集光にナノ構造を利用する平坦面、メタレンズは、現在光学デバイスで使用されている大きく湾曲したレンズをシンプルなフラット面で置き換えることによってオプティクスに変革を起こすことが約束されている。しかし、これらのメタレンズは […]

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小型光周波数コムを量子データ暗号に利用

January, 18, 2018, Los Angels--

USC Viterbi工学部の研究チームによる新設計の周波数コムは、データ暗号化の効果的なツールになる。  研究チームは、周波数コムを実現する新方法を開発した。これは、単一波長を多波長に変換し、単一レーザから数万のレーザ […]

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CST Global、83774ポンド獲得し量子センシング向けGaNレーザ開発継続

January, 17, 2018, Glasgow--

Sivers IMA Holdings ABの完全子会社CST Globalは、政府助成金を受けて「モード制御青色レーザを利用する量子冷却」プロジェクトを主導する。同社はUKの有数の独立したIII-Vオプトエレクトロニッ […]

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究極の光トラッピングを実現するナノ構造

January, 16, 2018, Troy--

シリコン太陽電池は、光吸収シリコンに入ってくる太陽光のエネルギーをとり入れる。重量とコストを減らすために、太陽電池は薄い。また、シリコンは可視光をよく吸収するが、太陽エネルギーの1/3を構成する近赤外スペクトルでは光の半 […]

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米国国立がん研究所とがん光免疫療法計測技術共同研究契約を締結

January, 16, 2018, 京都--

島津製作所は、米国国立衛生研究所に所属する米国国立がん研究所(National Cancer Institute, NCI)と5年間のCRADA(共同研究開発契約)を締結し、実用化が期待されている新たながん治療法「がん光 […]

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Block MEMS、フェーズⅡ 1070万ドルIARPA契約獲得

January, 15, 2018, Marlborough--

Block MEMS, LLC(Block)は、爆発物や有毒化学薬品の脅威の遠隔検出のためのインテリジェンス高等研究計画活動(IARPA)プログラム、フェーズⅡを受注した。Blockは、競争の激しいダウンセレクションプロ […]

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NICT、量子コンピュータ時代に向けた新暗号技術を開発

January, 12, 2018, 東京--

NICTサイバーセキュリティ研究所セキュリティ基盤研究室は、量子コンピュータでも解読が困難な格子理論に基づく新暗号方式LOTUS(ロータス)を開発した。  LOTUSは、暗号文の復号の際にその構造をチェックする機能を持っ […]

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空間を飛び回るミリメートルサイズのLED光源を実現

January, 12, 2018, 東京--

東京大学の高宮真准教授、川原圭博准教授、星貴之客員研究員と慶應義塾大学の筧康明准教授らの研究グループは、手で触れる空中ディスプレイ向けに3次元空間を飛び回るLED内蔵のミリメートルサイズの発光体を作製することに成功し、蛍 […]

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ARPA-E、次世代センシング技術開発に助成金

January, 12, 2018, Troy, NY--

エネルギー高等研究計画局(ARPA-E)は、15プロジェクトへの1500万ドルの助成金を発表した。  プロジェクトでは、住宅や商用ビルの冷暖房需要削減により大幅なエネルギー節約を可能にする新たなセンサシステムを開発する。 […]

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簡便で環境に優しいクロスカップリング重合法を開発

January, 11, 2018, つくば--

筑波大学数理物質系神原貴樹教授、物質・材料研究機構(NIMS)、安田剛主幹研究員らの共同研究グループは、有機電子光デバイス用高分子半導体を合成するための新しい合成技術の開発に成功した。従来よりも簡便なプロセスで高分子半導 […]

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Aura Biosciences、3000万ドルシリーズC資金調達完了

January, 11, 2018, Cambridge--

オーラ・バイオサイエンシズ(Aura Biosciences)は、シリーズC資金調達完了を発表した。同社は、バイオテクノロジー会社で、ウイルスナノ粒子接合を利用してガン細胞を標的にし、選択的に破壊する新しい治療を開発して […]

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ダークファイバを使って地震、水、地理的現象をセンシング

January, 11, 2018, Berkeley--

エネルギー省(DOE)のバークリー国立研究所(LBNL)の研究チームは、ダークファイバが地震、地下水の存在、永久凍土層の状況、様々な地表下の活動の検出に利用できることを初めて示した。ダークファイバは、世界中に布設されてい […]

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SFU、失明前に眼病を診断する網膜スキャナを開発

January, 11, 2018, Regensburg--

サイモンフレーザ大学工学教授、Marinko Sarunicは、高解像度網膜イメージングスキャナを開発した。これは、いずれアイケアを変革し、眼科医が失明が起きる前に眼病を診断するのに役立つ。  網膜は、眼の奥にある感光性 […]

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ロボティクス研究者、地下鉱山で自律走行車をテスト

January, 10, 2018, Brisbane--

クイーンズランド工科大学(QUT)ロボット工学の研究チームは、粉塵、カメラの不鮮明さ、悪照明の中で自律ナビゲートする地下鉱山車輌を装備するための新技術を開発した。  数学と生体模倣のアルゴリズムを利用することで、同技術は […]

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タンデム量子ドット太陽電池発光型集光器が二重ソーラウインドウ機能強化

January, 10, 2018, Los Alamo--

ロスアラモス国立研究所の研究チームは、2種類の「デザイナ」量子ドットを使い、二重窓ソーラウインドウを作製している。窓は、高効率で電力を生成し、その上、日よけや絶縁を作る。その全ては、太陽スペクトルの異なる部分を吸収するよ […]

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