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緑色LED光がマコガレイの成長を促進する

July, 1, 2016, 東京--北里大学海洋生命科学部では、緑色LEDの光をマコガレイの稚魚に照射すると、通常の飼育と比べて成長が早くなることを、神奈川県水産技術センターとスタンレー電気株式会社と共同で初めて実証した。
 緑色LED光の成長促進効果は、ヒラメやホシガレイで有効性が確認されていたが、マコガレイに適用したのは今回が初めて。全長27㎜のマコガレイ稚魚に緑色LED光を4週間照射したところ、通常の方法と比べて、体長で1.2倍、体重で1.4倍成長が早まることが明らかとなった。
 マコガレイは底びき網やさし網で漁獲される東京湾の主要魚種のひとつだが、近年資源が減少し漁獲量が低迷している。そのため、神奈川県では漁業者などがマコガレイの稚魚を放流する“つくり育てる漁業(栽培漁業)”を推進してきた。
 しかしマコガレイは成長が遅く、ヒラメと比べた場合でも、同じ大きさに育てるのに2倍もの日数を要するといった課題がある。
 北里大学では、緑色LED光が成長促進を導く仕組みなどの解明に向けて関係機関と共同研究を進め、「東京オリンピックに江戸前を!」を目標にして、江戸前のマコガレイ資源の早期回復を目指す。