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ROHM、業界最小クラス小型・低背2色チップLEDを開発

August, 31, 2017, 京都--ローム株式会社(ROHM Semiconductor)は、産業機器や民生機器の表示パネルにおいて、数字部分の多色化を実現する業界最小クラス1608サイズ(1.6×0.8mm)の2色チップLED「SML-D22MUW」を開発した。
 今回開発した製品は、単色タイプのチップLEDと同サイズの1.6×0.8mmパッケージに、赤と緑2色のチップLEDを実装することで、省スペースでマルチな色の表現が可能になる。従来の2色タイプ(1.5×1.3mm)と比べて35%小型化でき、アプリケーションで使用される表示パネルの薄型化にも貢献する。
 さらに、ユーザーのリフロー時の使用条件を考慮し、はんだ侵入防止対策をパッケージに施すことで、樹脂内部のはんだ浸入を防止することができる。はんだ侵入による不具合も解消し、高信頼性を確保する。
 製品は、6月よりサンプル出荷を開始(サンプル価格 50円/個:税抜)しており、チップワンストップ、ザイコストア(コアスタッフ)、アールエスコンポーネンツにて購入が可能。また、8月より月産300万個の体制で量産出荷を開始する予定。前工程はローム株式会社本社(京都市)、後工程はROHM Semiconductor(China) Co., Ltd.(中国)およびROHM-Wako Electronics(Malaysia) Sdn.Bhd.(マレーシア)となる。
(詳細は、www.rohm.co.jp)