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モノクリスタル、新しいUltra-Cleanサファイアウエハ

April, 28, 2017, Stavropol--モノクリスタル(Monocrystal)は、新しいUltra-Clean(UC)サファイアウエハを発表した。
 モノクリスタルは最先端のクリーニング技術を適用して、ウエハ表面品質でブレイクスルーを達成した。これは、micro-LEDを含む高精度オプトエレクトロニックアプリケーションで必要とされている。
 microLEDは、現在全ての大手LEDメーカーが開発している次世代の光源。輝度、消費電力の点で、microLEDは従来のLEDに対して大きな優位性がある。モノクリスタルの新しいUltra-Clean(UC)サファイアウエハは、micro-LED製造用に特別に設計されており、表面の1µm程度のサイズにある粒子数はわずか20~50。
「MicroLEDは非常に有望な技術、サファイアウエハ表面処理を含め、多くの点で新しいアプローチを必要としている。非常に粒子数の少ない当社のUC-ウエハにより当社の顧客は、目標のエピタキシャル生産量を達成できる。これは、micro-LEDの開発と、商用化成功にとって重要である」とモノクリスタルCEO、Oleg Kachalov氏はコメントしている。
 「当社の新しいUCウエハは従来のPSS (patterned sapphire substrate)プロセスにも適合している。これは最先端のコスト節約ソリューションであり、プレクリーニングステップは不要となり、PSSメーカーは初回通過後に95~99%の生産量を達成できる。すでに、複数の長期顧客からUCウエハについて極めて好意的な反応を得ている。当社のサファイア加工とクリーニング技術のさらなる開発を進め、市場で競争優位性を得ようとする顧客を支援していく」とモノクリスタルの販売担当VP、Mikhail Berestは話している。