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LEDドライバ、Zhaga Book 13で標準化

January, 5, 2016, Piscataway--Zhagaコンソーシアムは、個別のLEDモジュールと組み合わせて使用するLEDドライバ新仕様を発表した。
 LEDドライバの標準フォームファクタの導入は、LED照明器具メーカーに大きなメリットをもたらすと見られている。例えば、セカンドソースオプション、異なるLEDモジュールやドライバを独立に交換できることなど。
 この新しい仕様、Zhaga Book 13は、Zhagaのウエブサイトからダウンロード可能になっている。
 ブック13は、幅広いLEDドライバの機械寸法に対する精密仕様を提供している。これにより、LED照明器具のドライバは物理的に交換が可能になる。たとえば、Book13は、LEDドライバの外形寸法(デマケーション)を定義している。また、一定のトレランス内での装着位置を定義している。
 異なるドライバやモジュールの独立互換性を可能にするには、モジュールとドライバ間の電気インタフェースの仕様化も必要になる。Zhagaは、独立した業界コンソーシアムMD-SIGの「LEDset1」をレファランスに選び、ドライバモジュールインタフェースの新しい仕様を規定しなかった。
 すべてのアプリケーションに対応するためにZhagaはLEDドライバフォームファクタを幅広く定義している。フォームファクタの特殊寸法を考慮に入れ、Book13は全部で78のドライバカテゴリのリストを作成している。
 まず、Zhagaはすでに一般に使用されているドライバタイプを再調査し、多様な形状、サイズ、アプリケーションをカバーする51のカテゴリリストを作成。この高レベルの多様性を減らすために、Zhagaは既存のフォームファクタを利用して標準寸法の2つの新しいLEDドライバセットを抽出した。新しいフォームファクタは、タイプAとタイプB。
 タイプAドライバはコンパクトな形状で、通常ダウンライティングやスポットライティングなどのアプリケーションで使用される。タイプBドライバはスリムな寸法で、一般にオフィスや産業アプリケーション向けの照明器具で使用される。タイプAカテゴリには13サイズ、タイプBには14サイズがある。
 Zhagaは、タイプAとタイプBフォームファクタは新しい照明器具やLEDドライバのデザインに使用されるべきものと推奨している。タイプAとタイプBドライバを既存のドライバカテゴリに含めることで照明器具やドライバのメーカーは、新しいドライバタイプにスムースに移行できる。
(詳細は、www.zhagastandard.org)