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NIST、第2世代SSL MAP-2提供開始

March, 3, 2015, Gaithersburg--固体照明(SSL)の新しいモデルが続々市場に出てきており、メーカーやテストラボにとって最新のSSLデバイスやシステムの特性、ルーメン総出力、色温度、色相/彩度、消費電力、効率などを正確に計測することが重要になってきている。
 こうした要求に応えてNISTは、SSL測定保証プログラム(Measurement Assurance Program)の第2世代(MAP-2)の提供を開始した。提供ランプ、詳細な計測手順は新しくなっており、操作も改良されている。
 「通常、新しいLED製品が市場にとどまるのは12ヶ月程度であり、技術は変わり続ける。したがって、異なる計測課題を示す新技術でプログラムを定期的にアップデートする必要がある」とNISTの光学放射グループ、Maria Nadal氏は説明している。
 MAP-2アーティファクトキットは、その特性がNISTで広範囲かつ高精度に評価された一連のランプで構成されている。顧客は、手順にしたがって独自の計測を行い、その結果をランプと共にNISTに戻す。それが出荷中に影響を受けた場合、NISTは個々のランプを再計測し、その値と元の計測値とで平均化し、顧客の計測とNISTの計測との比較法を示す報告を送り返す。一般に、±4%を超える差は、その計測が「失敗」として記録される。
 「一度あるいはそれ以上失敗すると補正措置を行う。補正措置がランプの再テストを必要とする場合、NISTと連絡をとって同様のランプを受け取るように調整しなければならない。ほぼ全てのラボが最終的に問題を修正する」とNadal氏はコメントしている。
 MAP-2は、2015年1月に始まったが、これは現在の住宅市場の代表である一般照明向けにアップデートした一連のランプを含んでおり、また特定計測課題向けに選択したランプも含まれている。その問題は、定期的に認定評価や検定試験を2年おき、3年おきに必要とするラボにとっては特に重要である。例えば、照明工学協会(IES) LM-79を満たす、あるいはDOEのEnergy Starプログラムに参加するために必要となる。
 先行のMAP-1は4年にわたり使われ、世界の120顧客に提供された。MAP-2は、3年継続すると見られており、8または10計測用に設計されたキットは4000.00ドル、12の多様な計測用は5400.00ドル、サービスフリーでテストラボに提供される。これには、コンパクトな蛍光灯も含まれる。
 参加者は、選択すれば、最新バージョンの4フィートLEDチューブライト2つを無料で受け取れる。1つは蛍光管フィクスチャのような従来のバラストで動作する、他方は120V/60Hz電流、バラストなしで動作する。
 また、各参加者は、交流と直流の両方を使って白熱電球を含む出力の計測をするように求められている。結果は、パス/フェイル解析に含まれないが、このランプは使用電流量が大きいので、NISTの4極ソケット問題理解に追加される。
 ラボ向けの検定試験に加えて、このプログラムはもっと大きな目標を持っている。「全ての顧客から匿名でデータを収集することで、計測界の状態を垣間見ることができる。これによって、標準改善のポイントが分かり、まだ理解が浅い点を特定できる」とCameron Miller氏はコメントしている。