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LED照明世界市場、2015年に257億ドル

November, 7, 2014, Taipei--LEDinsideのレポートによると、世界のLED照明市場は2015年に257億ドルに達し、その市場浸透度は31%に増加する。照明市場全体は、821億ドルに成長する。
 ヨーロッパが最大のLED照明市場。電気代が高く、LED照明ユーザに大型補助金がないにも関わらず、世界のLED照明市場の23%を占める。LEDindideアシスタントマネージャ、Joanne Wu氏によると、ヨーロッパでは商用および建築用照明アプリケーション向けのLED照明需要が増加している。
 中国はLED照明市場全体の21%を占める。ほとんどのLED照明メーカーの生産基地として、中国は完全なLEDサプライチェーンを持ち、多くのコストメリットがある。従来の照明メーカー、照明OEM、新興のLED照明メーカー、LEDパッケージングメーカーなど全てがLED照明事業を拡大しつつある。今年、存続可能な販売チャネルを開拓することが中国におけるベンダの最優先事項となっている。2015年を見ると、中国の照明市場は安定した照明需要を背景に引き続き成長する見込だ。しかし、市場は競争が激化しており、メーカーが違っても製品品質の変動はほとんどないので、ベンダは主に価格で勝負することになり、価格戦争激化の可能性がある、とWu氏は分析している。同時に、適切な流通チャネルがないと、メーカーは市場から撤退せざるを得なくなる。
 米国は、全LED照明市場の19%を占める。現在業界では、アメリカ合衆国エネルギースター(Energy Star)とUSベースのNPOの1つ、DLC(DesignLights Consortium)からの認定をとろうとする動きがある。これらの組織から認定をとった企業は地方公共事業からの助成金を得る資格がある。また、LED照明製品の品質が向上し、米国における商用LED照明の成長に貢献する見通しだ。最速成長セグメントは電球。
 日本は、世界のLED照明市場の9%を占める。日本のLED照明市場が相対的に成熟しているのは事実である。LED商用照明はすでに日本の学校、病院、小売チェーンストアでは一般的になっている。しかし、屋外や産業用LED照明セグメントは拡大の可能性が大きい。
 APAC、中東、ラテンアメリカなどの新興市場は、世界のLED照明市場の28%を占める。2015年を見ると、これらの市場の成長見通しは特に期待できる。急速な人口増、有利な政策、豊富な民間LED照明プロジェクトがあるからだ。
(詳細は、www.ledinside.com)