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世界の自動車の10%、TVディスプレーの20%がWICOPを使用 WICOP特許を侵害している13ブランドに恒久的差し止め命令が下される

July, 5, 2021--LED (発光ダイオード)専業メーカーのSeoul Semiconductor(ソウル半導体)は、自動車部品の流通経路で販売されている自動車用ライトブランドのLED製品13種が、ソウル半導体の特許12件を侵害したとして、ニュージャージー州連邦地方裁判所が同意判決と恒久的差し止め命令を下したと発表した。

革命的な特許技術のWICOPは、ワイヤボンディングやパッケージングなしでレンズを簡単に取り付けられるコンパクトな設計になっているため、熱伝導率と寿命の向上を実現している。WICOPを世界に向けて発表したのは、ソウル半導体のChung Hoon Lee最高経営責任者(CEO)が2015年に、中国・上海のインターコンチネンタルホテルに世界から報道関係者を招き、WICOPの新製品を発表したときだった。WICOPは半導体のパッケージやプリント基板の組み立て工程で直接的に実装することができ、技術的に最も革新的な特徴はヘッドランプ用レンズに適した構造であることだ。縦型や薄型のLEDの1/12のサイズとなる。

WICOP技術は、世界の自動車市場の約10%に当たる102車種のヘッドライト、昼間走行灯、方向指示器に採用されている。また、テレビ、スマートフォン、タブレットなどのディスプレー製品にも広く採用されており、2020年には世界のテレビ市場の2億2000万台のうち約20%に採用されている。

ソウル半導体の創業者であるChung Hoon Lee氏は、「知的財産は、若い起業家や小企業に希望を与えます。しかし、定評ある世界的企業でさえ、他社の特許を侵害していると知りながら製品を使用しているのは、非常に残念なことです。知的財産は非常に素晴らしいツールであり、人々が階級の壁を打ち破り、小企業や若い起業家がどんな企業や競合他社とも競争できるようにするものです。産業革命以来、乳幼児死亡率は43%から3%に低下し、電気の利用は世界の総人口の85%に及んでおり、非識字率も大幅に低下しました。このように、知的財産は透明性と安全性の向上を実現します。」と述べている。