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2021年MiniLEDバックライトTV出荷、300万台に

May, 26, 2021, Taipei--TrendForceの調査によると、過去2年、Samsung, LG, TCL, および Xiaomiなどのブランドが独自のMiniLEDバックライトTVsを発売した。2021年に年間の出荷は、260万~300万台に達すると予測されている。韓国ブランドがハイエンド市場で先行し、中国ブランドもコスト効果の優れたモデルの出荷を増やしているからである。

TrendForceの現在のTV市場分析によると、OLEDモデルはハイエンドTVsと同義になっている。OLEDモデル高い彩度とハイコントラスト比は、いずれも消費者が支持する高品質画像を生成するからである。とは言え、LG DisplayがOLED TVパネルの唯一のサプライヤであり、OLED TVの小売価格に低下の兆しは見られない。したがって、TVブランドは、MiniLEDバックライトTVsの提供に移行した、これも同じように高輝度とハイコントラスト比の優位性を売り物にしている。OLED TVsとMiniLEDバックライトTVsは現在のハイエンドTV市場の勢力図を形成しただけでなく、これら二種類の製品は、いずれハイエンドTV仕様の新たな標準になると見られている。

SamsunのMiniLED製品、ミッドレンジおよびOLED TVsと競合するハイエンド市場セグメントを再定義
 Samsunは、2021年に最新のNeo QLED製品を正式発表した。これらのTVsは、様々な特徴を誇示している。MiniLEDバックライティング、55~85インチディスプレイサイズ、4Kおよび8K解像度、バックライト光源として8,000-30,000の Mini LEDチップ、500-2,500バックライトゾーン,コントラスト比 1,000,000:1、量子ドット技術(高い彩度生成)。これらの特徴によりSamsunは、ハイエンドセグメントでOLED TVsと対等に競争でき、MiniLEDバックライトTVsの可能性を高めている。

中国ブランド、優れたコスト効果の製品で市場シェアを獲得し、MiniLED TVsの大きな成長ドライバー
 中国TVブランドTCLとXiaomiは、韓国競合よりも先に製品を発表することで、Samsunに先行してMiniLED TV市場で存在感を高めている。特に、TCLのミッドレンジ6シリーズの特徴は、240バックライトゾーンで3840 MiniLEDチップとして、製造コストの柔軟性を高めている。例えば、TCLの75インチ、4K UHD 6シリーズTVsは、Samsunの同等製品よりも約2000ドル低価格で販売しており、TCL製品は、限られた予算のアーリーアダプタに極めて魅力的になっている。優れたコスト効果の製品を提供するという戦略を採用することでTCLは、2020年、120000のMiniLEDバックライトTVを出荷することができた。TrendForceによると、TCL製品のようなコスト効果の優れた製品が、2021年MiniLED バックライトTVsの出荷増において引き続き極めて重要な役割を担っている。