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2020年、折り畳みAMOLEDディスプレイパネル出荷激増

April, 30, 2020, London--2019年、折り畳みスマートフォンの最初の波の後、折り畳みアクティブマトリクスシキ有機発光ダイオード(AMOLED)ディスプレイパネルは、2020年に成長が爆発し、出荷が455%に激増する。

Omdia「折り畳みディスプレイ技術&市場 – 2020」レポートによると、世界の折り畳みAMOLEDディスプレイ出荷は、2019年の700000から、2020年には390万ユニットに増加する。出荷は、次の5年、速いペースで増加が続き、2025年には7310万に達する見込である。

「折り畳みAMOLEDsは、スマートフォン形状でイノベーションの波を始動させ、非常に大きなディスプレイをサポートする小型機器を可能にする」とOmdiaシニア主席アナリスト、Jerry Kangはコメントしている。「折り畳みスマートフォン市場は、2019年に始まった。Samsung, Huawei, Lenovo およびRoyoleがモデルを投入。しかし、これらのモデルの高価格と低い信頼性により、昨年は出荷が限られていた。こうした課題にもかかわらず、スマートフォンOEMsは、製造ラインを通じてその技術を普及させるので、2020年、折り畳みAMOLEDディスプレイの利用を増やす。

出荷が制約されているので折り畳みディスプレイは、今年のフレキシブルOLED市場で占める割合は微小であり、3億1190万ユニットフレキシブルOLEDビジネスの1.3%に過ぎない。これは、今後折り畳みディスプレイの成長機会は、製造上の問題が解決されれば、極めて大きいことを示唆している。

「折り畳みディスプレイは現在、機械的および光学的特性により、高信頼と低コストの量産が困難である。結果的にスマートフォンメーカーは、折り畳みディスプレイをフラッグシップモデルよりも低い解像度で利用している。すなわち、高解像度ディスプレイよりも低コスト、好歩留まりで製造できる」とKangは分析している。

2019年以来、市場投入された機器は6種である。しかし。これらのデバイスのほとんどは、その発表時期がずれたか、故障問題を起こしている。このような課題に対処するには、パネルサプライヤとスマートフォンメーカーは、需要を増やすために、折り畳みディスプレイの信頼性改善に集中している。

「カバーレンズ、タッチセンサおよび偏向フィルムの信頼性が改善されれば、折り畳みディスプレイ市場は、急成長する。折り畳みディスプレイの耐久性を高めるために、パネルサプライヤは、超薄ガラスカバー(UTG)、薄膜エンカプセレーション上のタッチセンサ(TSP on TFE)、薄膜エンカプセレーション上のカラーフィルタ(CF on TFE)を含め、イノベーションを採用する必要がある。

(詳細は、https://technology.informa.com/)