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LED照明市場、2025年に1273億ドル

August, 1, 2019, Northbrook--マーケッツ&マーケッツ(MarketsandMarkets)のレポート「LED照明市場、導入タイプ(新規、改良)、最終利用アプリケーション(屋内、屋外照明)、製品タイプ(ランプ、照明器具)、および地域毎の2025年までのグローバル予測」によると、市場は2016年の429億ドルからCAGR 12.9%で成長し、2025年には1273億ドルに達する見込である。
 スマートシティなど,インフラストラクチャの現代化と発展、エネルギー効率のよい照明システム、一般照明の光源としてのLEDの浸透、LED価格の低下が、予測期間にLED照明市場を後押しする。

予測期間にLED照明市場で照明器具が高成長
 ルミネーアは照明モジュールあるいは照明エンジンとドライバを指す。これらは、付加的オプティクス、ヒートシンク、保護ケースと組み合わせて、完全な照明システムを形成する。フィクスチャは、オプティクスの最適化に役立ち、ヒートシンクとして動作する。そのセグメントは、今後高需要が予想される。商用、産業用、建築およびハイウエイ&道路アプリケーションからの需要が増えるためである。

LED照明市場では改良導入のCAGRが高い
 レトロフィットランプとは、従来の光源を置き換えるために、既存照明フィクスチャを、LEDランプ、非統合ルミネーア、コントロール(LEDドライバなど)と部分的に置き換えるLEDランプである。LEDは、大幅な省エネ、高速発光、白熱電球の25倍以上の長寿命である。エネルギー効率のよいLEDランプのような光源による白熱電球の置き換え増加は、レトロフィット導入の市場成長に寄与する主な要因である。LEDランプは寿命が長く、省エネでもあるため、旧世代のランプは、ゆっくりと消滅し、フィクスチャは、LEDランプで改良されつつある。

屋内照明が予測期間にLED照明市場で大きなシェア
 屋内照明アプリケーション向けのLED照明市場は、住宅、商用、産業用および政府や公共の建物などに分けられている。住宅用LED照明は、将来的に非常に大きな可能性を持つと予測されている。既存の照明を、よりエネルギー効率のよい光源(LEDなど)に置き換えることは、この途方もなく大きなエネルギー利用を減らす一方法である。屋内照明アプリケーションの大きな市場規模と高成長率は、世界中で、主に住宅照明に集中した社会基盤活動の増加によるものである。

APACが予測期間にLED照明市場の最大市場となる
 LED照明市場は、APAC地域で膨大な潜在性を持つ。また、照明システムは、家庭のデジタル化の不可欠の部分として消費者が受け入れると予測されている。中国における不動産市場の最近の減速にもかかわらず、LED照明市場は、高率で成長すると予測されている。主な理由は、公共インフラストラクチャへの政府支出の増加、商用および産業用ビル建設の継続的な増加である。APACで増え続ける建設活動は、この地域のLED照明市場成長に大きく貢献する。