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NanoPhotonicaとLockheed Martin提携

October, 11, 2018, Santa Clara--NanoPhotonicaは、ロッキードマーチン(Lockheed Martin)と契約し、同社の画期的な量子ドット発光ダイオード(QLED)ナノ材料とデバイス技術のアプリケーションを実証する。これは、新しいアプリケーションと構成に向けたものである。
 ナノフォトニカ共同創始者/CEO、Chris Mortonは、「ロッキードマーチンが当社のQLEDが提供する利点を認めてくれたことは喜びである。単一の技術プラットフォームから商用および航空宇宙アプリケーションの両方を可能にする業界リーダーと協働していくことになる」とコメントしている。
 ナノフォトニカは、QLEDと関連の光電気材料開発の業界リーダーとして広く認められている。同社は、何度も業界の賞を獲得しており、同社技術の商業的インパクトを最大化するために世界中の多数の主要ディスプレイおよび化学企業と提携している。

QLED
QLEDは、量子ドットを発光材料としたLED。一般的なQLEDデバイススタックでは、量子ドットは、電荷を量子ドット層に注入する他の材料で囲まれている。注入された電荷は、量子ドットで、「再結合」、つまり相互破壊により発光する。このプロセスは、エレクトロルミネッセンス(電子発光)という。これは、OLEDが機能する同じ物理的機構である。OLEDとの違いは、量子閉じ込め効果という量子力学の効果を利用することで、量子ドットの化学的組成やサイズを変えるだけで放出光の色を調整できる点。加えて、同社の量子ドットの放出光は、OLEDの放出光よりも、客観的にピュアである。
 一般的なQLEDデバイススタック、厚さ~200nmである。
(詳細は、https://nanophotonica.com)