July, 23, 2018, 鳴門市--ナイトライド・セミコンダクター株式会社は、2018年7月12日付(日本時間)、「窒化ガリウム系化合物半導体の製造方法」に関する特許権(日本特許第3285341号)に基づき、米国の電子部品販売業者Digi-Key Corporation(事業運営上の名称:Digi-Key Electronics(「Digi-Key社」))及び米国のUV-LEDメーカーであるRayVio Corporation(「RayVio社」)に対し、RayVio社が製造し、Digi-Key社が販売するUV-LED製品を対象として、特許権侵害差止(侵害品の廃棄請求を含む)・損害賠償請求訴訟を東京地方裁判所に提起した。
ナノライドはすでに、2017年5月23日付(現地時間)で、上記特許権に対応する米国特許権に基づき、RayVio社に対し、RayVio社が製造するUV-LED製品を対象として、特許権侵害差止・損害賠償請求訴訟を米国カリフォルニア州北部連邦地方裁判所に提起している。また、2017年9月22日付(現地時間)で、同米国特許権に基づき、RayVio社が製造し、Digi-Key社が販売するUV-LED製品を対象として、特許権侵害差止・損害賠償請求訴訟を、米国ミネソタ州連邦地方裁判所に提起している。
ナイトライド・セミコンダクターは、徳島大学酒井士郎教授と共同で2000年に世界で初めて高効率UV-LEDの開発に成功し、以降、UV-LED製品を製造・販売しているUV-LEDのパイオニア企業。同社はこれまで、困難を極めたUV-LED開発・改良に大きな研究開発投資をしてきた。
(詳細は、http://www.nitride.co.jp/index.html)