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フレキシブルAMOLEDディスプレイ、3Q17に剛性AMOLEDパネルを凌駕

April, 10, 2017, London--フレキシブルAMOLEDディスプレイ需要急増が継続しているので、その販売額は2017年第3四半期には32億ドルに達するとIHS Markitは予測している。
 多くのスマートフォンブランドがハイエンド製品ラインにフレキシブルAMOLED(アクティブマトリックスシキ有機LED)ディスプレイ実装を計画しているので、フレキシブルAMOLEDパネル販売は、20106年比で150%を超える成長と予測されている。一方、剛性AMOLEDパネルは、現在ミッドレンジのスマートフォンで主に使用されているが、販売額は20106年比で2%落ち込むと予測されている。
「Samsung ElectronicsとLG Electronicは、2013年以来フレキシブルAMOLED実装のフラッグシップスマートフォンを発売しているが、パネルの供給が限られているため、まだ主流製品にはなっていない。しかし2016年から、フレキシブルAMOLEDディスプレイの供給能力を増やすことに注力するパネルメーカーが増加。これらのメーカーは製造工程、パネル構造設計を最適化し、フレキシブルAMOLEDディスプレイがスマートフォンメーカーの優先選択肢となるようにしている」と主席アナリスト、Jerry Kang氏は分析している。
 IHS Markitの「AMOLED&フレキシブルディスプレイインテリジェンスサービス」によると、ほとんどのスマートフォンメーカーが2017年には製品へのフレキシブルAMOLEDディスプレイ採用を目標にしているが、価格が高いために、難しいと考えているメーカーもある。
「現在、フレキシブルAMOLEDパネルの製造コストは、剛性AMOLEDと比べると著しく高価であるが、製造歩留まりの向上にともない、将来的には剛性パネルのコストよりも下がる可能性がある」とKang氏は指摘している。