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大規模商用垂直農場をオランダに設立

March, 3, 2017, Eindhoven--フィリップスライティング(Philips Lighting)は、Staay Food GroupがオランダのDrontenに、ヨーロッパ初の垂直農場を建設していると発表した。ここではPhilips GreenPower LED園芸用照明が使用される。同ファシリティは、ヨーロッパ最大のスーパーマーケットチェーンの1つに農産物を供給し、将来の大規模農場のためのテストとプロセス最適化にも利用される。
 900平方メートルの垂直農場は、3000平方メートルを超える生育空間を持ち、無農薬レタスを生産する。今後ボール一杯の残留農薬水準が一段と厳しく規制されるので、小売商は非常に高品質の無農薬レタスを供給する必要がある。
 Staay、フィリップスライティング、野菜生産者Rijk Zwaanは、過去3年、作物の品質と生産高を改善するために、精力的に共同研究を行いレタス品種と生育法のベストの組合せを決めた。垂直農場で生産を開始する前に適切な生育法が得られると、Staayの投資回収率(ROI)向上に役立つ。
「Philips GrowWise研究センタの植物専門家が最も適切なレタス品種から選定して種子をテストしており、ベストな生育法を定め、農場の運営前に作物の生育を最適化する」とフィリップスライティング園芸LEDソリューションのマネージングディレクタ、Udo van Slooten氏はコメントしている。
「フレッシュカットセグメント屋内向けレタスの生産は、農薬をすべて回避するだけでなく、細菌数が著しく減少する。したがって小売店における保存可能時間が長くなる。レタスが、生産された同じところでパッケージングされると、流通前の小売店への輸送節約になる。また、天候の変動を避けることで、一貫した最上の製品品質を保証する最適化された、安定的な生産環境が維持できる」とStaay Food GroupのCEO、Rien Panneman氏は話している。
 ヨーロッパにおける垂直農業は、LEDベースの照明を使い、これまでは研究センタ、レストランに作物を供給する特殊生産者が行っていた。Staayファシリティは、大規模小売に作物を供給するための、ヨーロッパ初の商用生産となる。同ファシリティは、2017年下半期にスタートする。