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センシティ、コンピュータビジョンシステムズプロバイダEutecusを買収

August, 19, 2016, Sunnyvale--センシティ・システムズ(Sensity Systems Inc)は、Eutecusを買収したと発表した。
 センシティは、スマートシティ向けにIoTプラットフォームを提供しており、Etecusは、必須となるビデオやマルチセンサ分析システム向けの組込ソフトウエアや構成プロセッサソリューションを提供している。統合会社は、スマートシティに向けの包括的なIoTプラットフォームで顧客にコンピュータビジョンによるソリューションを提供できるようになる。
 センシティ・システムズ会長/CEO、Hugh Martin氏は、「われわれは、かなり早くからビデオが、スマートシティアプリケーションに実用的なリアルタイム情報を提供するための最も強力なセンサになると認識していた」と言う。「このチャンスを利用するために、当社は3年前にEutecusと関係を結び、世界初のスマートシティビジョンシステム建設を支援し、それを当社のNetSense プラットフォームに統合した。今日、われわれは世界で42のスマートシティをインストールしており、この成功はEutecusの技術なしでは不可能である。Eutecusを当社に統合し、長期戦略を構築することにした」。
 公共の安全、交通管理およびパーキングに対するセンシティのアプローチは、個人のプライバシーも保護しながら、これらのアプリケーションやサービスを向上させるために、照明インフラストラクチャを活用しており、分散ストレージと処理、マルチセンサ分析、広範なセンサネットワークを組み込んでいる。今回の買収により、センシティの技術とEutecusのコンピュータビジョンシステムが統合され、センシティのNetSenseプラットフォームがエッジの生ビデオをリアルタイムの実用的な情報に変換できるようになる。膨大なHDビデオを、ワイヤレスネットワークで人が監視する中央局に送って処理する必要がなくなった。その結果、センシティは、コストと機能のギャップを埋めることができ、一方でスマートシティ、モール、空港、スタジアム、キャンパスに視覚センサを幅広く実装できるようになった。Eutecusの車載ビジョンシステムとソリューションにより、センシティのインテリジェント照明ネットワークを共同の動的インフラストラクチャに拡張し、さらに将来アプリケーションでは状況の把握、イベントの解釈も可能になる。
 センシティ・システムズは、エネルギー効率の優れたLED照明を、同社のスマートシティ向けIoTシステムの基盤に使用している。