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OLEDパネル製造用の有機発光材料、2015年に12%成長

February, 25, 2016, Englewood--有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイの製造に使われる有機発光材料の出荷は、2015年に前年比12%成長で、26,000トンに達した。
 白色OLED(WOLED) TVディスプレイ出荷の急増により、有機発光材料の出荷は、2018年には10万トンに達するとIHSは予測している。また、販売額は2018年には18億ドルとなる見込み。
 IHSテクノロジー化学材料調査シニアアナリスト、Kihyun Kim氏は、「小型、中型OLEDディスプレイ市場は安定しており、OLED TV出荷は増加している、これがOLED発光材料市場の成長をサポートしている」とコメントしている。さらに同氏は、「WOLED向け有機発光材料の出荷は、WOLED TV出荷とともに増加する見込みだ。その技術の採用を計画しているメーカーが増えているからだ。WOLED材料は、2017年に初めてファインメタルマスク赤-緑-青(FMM RGB)材料を追い越す」と話している。
 FMM RGB技術で使用される有機発光材料、主にスマートフォンディスプレイ製造用途であるが、2015年はこれがOLED材料市場で優位を占め、シェア82%だつた。主にTVs用途のWOLED材料の出荷は、2017年に全OLED材料市場の51%、2018年には55%を占める。
 WOLED材料の販売額は、2015年に市場の31%だったが、2016年にはOLEDディスプレイで使用される全有機発光材料の55%を占める見込みだ。販売額の成長は出荷量の増加よりも速い、これはWOLED材料がFMM RGB材料よりも高価だからである。理由は、まだ規模の経済に達していないということだ。