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フレキシブルAMOLEDメーカー、2016年に製造能力拡大

February, 19, 2016, Englewood--Samsung Galaxy EdgeシリーズやApple Watchの人気拡大によりディスプレイメーカーはフレキシブル・アクティブマトリクス有機発光ダイオード(AMOLED)ディスプレイの製造能力を拡大しつつある。
 IHSによると、フレキシブルAMOLEDパネルのシェアは2015年にAMOLEDディスプレイ市場全体の20%に上昇し、5700ユニットに達した。2014年は、全AMOLEDパネル出荷のわずか2%だった。
 フレキシブルAMOLEDのユニット出荷シェアは、2020年には全AMOLEDパネル出荷の40%に増えると予測されている。リジッドAMOLEDパネルの出荷は、2015年に30%増、2億3300万ユニットに達した。フレキシブルAMOLEDパネルの製造能力は、2016年には150万平方メートル(全AMOLEDディスプレイ製造能力の24%)を超えると見られている。
 IHSテクノロジーのディスプレイリサーチ主席アナリスト、Jerry Kang氏は、「フレキシブルAMOLED需要が飛躍的に伸びているので、ディスプレイメーカーは積極的にフレキシブルAMOLEDに投資している。これには最新の折り畳み可能、巻き取り可能ディスプレイも含まれる。事実上、フレキシブルAMOLEDパネルの成長率は、2016年初めからリジッドAMOLEDパネルの成長率よりも著しく高い」とコメントしている。
 IHSの「OLED技術、戦略と市場レポート」によると、サムスンディスプレイはリジッドAMOLEDパネルの製造コストを下げた、これは低温ポリシリコン(LTPS)LCDと競争するためである。サムスンディスプレイがリジッドAMOLED市場でトップであるので、他のパネルメーカーはリジッドAMOLEDディスプレイの製造を完全にスキップして、直接フレキシブルAMOLED製造に進んでいる。
 「メーカーは、リジッドAMOLED市場での競争はすでに遅すぎると感じている。さらに、Appleを含め増え続けるスマートフォンメーカーは、製品差別化のために、より薄くて軽いフレキシブルAMOLEDディスプレイに注目している。事業をフレキシブルAMOLEDに急激にシフトするパネルメーカーが増える」とKang氏は分析している。