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レーザ兵器システムを米国海軍船舶に搭載

December, 12, 2014, Arlington--米国海軍研究所(ONR)の係官は、レーザ兵器システム(LaWS)の導入に初めて成功し、ペルシャ湾の海軍船上で動作させたと発表した。
LaWSはテスト中、高速で近づいてくる小型船に搭載した目標に命中。空からくる無人機Scan Eagleにも命中し、海上の他の動く標的も破壊した。
LaWSが導入されてから数ヶ月、毎日LaWSを操作している海軍軍人は、「強風、高熱、高湿度の悪天候条件でもレーザ兵器は完璧に動作した」と報告している。同システムは、「信頼性と保守性の両方で期待を上回った」と担当者は評価している。
レーザ兵器システムは、ビデオゲームのようなコントローラで操作し、段階的に増えるオプションを利用することで多数の脅威に対処できる。光学的な「目眩まし」や無力化などの非致死性の手段から、必要なら死に至らしめる破壊まである。小型攻撃線や無人機(UAVs)など、いわゆる「非対称的な脅威」に対して、極めて重要な武器になる。
操作実証は、9月~11月までUSS Ponceに搭載して行ったが、ここから得られた精度、致死性および他の要素に関するデータは、ONRの「固体レーザ技術成熟プログラム」下で兵器開発の指針となる。このプログラムでは、すでに業界チームが選定されていて、経済的で戦闘即応のレーザプロトタイプを開発している。これらレーザ兵器システムは、2020年代早期に誘導ミサイル駆逐艦などの船舶、Littoral Combat Shipに搭載予定となっている。