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II-VIとコヒレント、共同でリモートレーザ溶接ソリューション提供

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December, 28, 2020, Saxonburg--II-VI Incorporated (Nasdaq: IIVI)とCoherent Inc.は、供給合意を発表した。これにより両社は提携して、自動車レーザ溶接アプリケーション向けにプロセス開発の迅速化、最新式の製造サービスを提供する。これに含まれるのは、自動車ホワイトボディ向けの高強度合金溶接、電化アプリケーション向けの量産銅溶接。特に、II-VIの先進的レーザ加工ヘッドとコヒレントのAdjustable Ring Mode (ARM)ファイバレーザ技術は、即座のパワー調整とビーム位置決めができ、非常に高速に、また広い作業範囲で最高品質の最適溶接を可能にする。これにより効率向上、総所有コストの削減が可能になる。
 
この提携の一環としてコヒレントは、Coherent ARMファイバレーザとII-VI RLSK および HIGHmotion 2Dリモートレーザ加工ヘッドを統合した溶接サブシステムの開発と導入を通じてシングルポイントコンタクトを顧客に提供する。このIndustry 4.0対応ソリューションを提供することでコヒレントは、優れたサービスとともに最適化された統合ソリューションを提供する。これは、顧客の製造ラインで最高の生産性を確実にするものである。

コヒレント、ハイパワーファイバレーザ事業部門、マネージングディレクタ、Jarno Kangastupaは、「システム構築者は、両社の先進技術の最高のものを入手できる。II-VIのレーザ加工ヘッドの先進的オプティクスとスマートソフトウエアにより顧客は、Coherent ARMレーザをフルに活用できる。ARMは、レーザビーム形状やパワー分布をリアルタイム、高精度に、広いダイナミックレンジで制御する独自の機能を装備している。これにより最先端のリモートレーザ溶接が提供できる」とコメントしている。

II-VIのレーザデバイスとシステム事業部門、シニアVP、Dr. Karlheinz Guldenは、「Coherent ARMレーザとII-VIのリモートレーザ加工ヘッドは、それぞれ独自の設計を利用している。これらは非常に効果的に後方反射を抑制する、したがって、アルミニウムや銅、などの反射材料で極めて高品質の溶接が可能になる。これらの材料は、今日、e-モビリティアプリケーションを含め、自動車で広範に利用されている。この組合せにより、8 kWまで一定のレーザパワーレベルが可能になる。これは、多くの銅やアルミニウムアプリケーションにとって有益である」と説明している。

II-VIのRLSK および HIGHmotion 2Dレーザ加工ヘッドは、高精度ビジョン制御ビーム位置決めシステムを実装しており、64㎝までの距離で加工対象を素早くスキャンし、20×30㎝の広い領域にわたり優れた品質のリモートレーザ溶接を達成する。リモートレーザ溶接は、スポット溶接に比べて桁違いの加工速度となることが証明されている。同時に、非常に一貫した浸透深さと微細空間解像度を維持している。II-VIの倣い機能付RLSK加工ヘッドにより、信頼度の高い隅肉溶接が可能になる。これは、従来のオーバーラップ溶接に比較して,設計の柔軟性を高め、省材料、軽重量パーツの製造を可能にする。
(詳細は、https://ii-vi.com)