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古河電工、超高速パルス波形制御対応のファイバレーザを開発

November, 10, 2020, 東京--古河電気工業株式会社(古河電工)は、最大250kHzのパルス波形制御が可能な超高速変調対応ファイバレーザ「FEC1000S-7-SP」を開発した。
 この製品により、リチウムイオン電池(LiB)の電極に使用される金属箔の高速・低熱影響な切断が可能となり、LiB製造工程の生産性向上や省人化を図ることができる。同レーザは2020年11月中旬から受注を開始する。

古河電工では、かねてから「ビームモード制御」「Blue-IRハイブリッドレーザ」などの固有技術を用いて、LiBの製造工程に適用可能なレーザ加工ソリューションの開発を進めており、その一環として金属箔の切断工程に有効な超高速変調対応ファイバレーザFEC1000S-7-SPを開発した。新製品は、応答性が良くパルス立ち上がり時間が数µsと短いため、最大250kHzの繰り返し周波数で変調が可能。この特徴から、金属箔の切断において高速・低熱影響を両立した加工を実現する。
(詳細は、https://www.furukawa.co.jp)