nLIGHT､プログラマブルビーム品質ファイバレーザCorona発表

September, 12, 2018, Vancouver--nLIGHTは､ビーム品質がプログラマブルな画期的なファイバレーザ､Coronaを発表した｡Coronaファイバレーザは､広範な材料とプロセスで最適化された性能を発揮するので､非常に多様な材料加工装置が可能になる｡チューナブルビーム特性を持たない既存のレーザでは､ツールのインテグレータやエンドユーザは､性能､複雑さ､コストあるいは信頼性で妥協せざるを得ない｡
　｢Coronaファイバレーザは､ジョブショップが1台の装置で切断できる金属厚さ範囲を拡大し､現状の妥協を不要にする｣とnLIGHT産業レーザジェネラルマネージャ､Jake Bellは説明している｡｢レガシーレーザ技術では、工場主は製造を限定的な厚さに限り､多様な厚さ向けに多数の工作機を購入､あるいは広範な材料をレーザ切断するための高価なフリースペースオプティクスを使わざるを得ない｣｡
　Coronaファイバレーザは､ユーザがビーム特性を直接プログラムできる独自のオールファイバ技術を組み込んでおり､フリースペースオプティクスやビームコンバインソリューションに対して､品質､性能､コスト､信頼性で優位性がある｡単一のCoronaレーザの切断速度は､薄板ではハイパワーファイバレーザの特性であり､厚板ではCO2のようなエッジ品質､切断速度である｡生産性､アップタイム､運用コストはすべてファイバレーザの優位性を維持している｡