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人工衛星メーカーOptiSys、3Dプリントで100の部品を1ピースに集積

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June, 27, 2017, Grapevine--高性能航空宇宙、防衛アプリケーション向けに高度な3Dプリント金属マイクロアンテナ製品を供給しているOptisys LLCは、そのようなシステムの製造に積層造形(AM)を利用することの大きな利点を記録するプロジェクトを先頃完了した。
 OptisysのCEO、Clinton Cathey は、「商用および軍事用分野の企業は、リードタイムの短縮、軽量化、小型アンテナといった圧力を受けている。AMにフォーカスしたRFデザインシミュレーション、機械工学、システムシミュレーションを組み合わせることで当社は、サイズ、重量、リードタイム、部品数、コストを著しく減らして金属3Dプリントアンテナ製品を供給する、しかもRF性能は従来製法のシステムと同等か、それ以上である。当社は、過去においては製造不可能だった構造を作製する」とコメントしている。
 テストピースデモ機プロジェクトは、航空機向け(Ka-band 4×4 Monopulse Array)の広帯域、指向性トラッキングアンテナアレイの完全なる再設計を必要とした。Optisysは、設計作業の全てを社内で行う、単一ピースのコンポーネントをコンセプトレーザ(Concept Laser)の装置でプリントした。
 Optisysは、再設計したマイクロ波アンテナテストピースを従来法で製造するレガシーデザインと比較した利益分析を行った。AMに設計を最適化することで、得られた利点は以下のとおりである。
・部品数が100個の個別ピースから1個の集積アセンブリに減少。
・95%以上の重量削減
・リードタイムは、11カ月から2カ月に短縮
・製造コストは20~25%削減
・経常外費用は75%削減

3Dプリンティングのその他の利点についてSmith氏は、「多数のアンテナパーツを1ピースにしたことで全般的な挿入損失を減らしている。アンテナが著しく小型化されたので、AM製造で表面粗さは大きくなったが、挿入損失が大幅に減り、従来のアセンブリと比べてRF性能は同等か、それ以上となった」と説明している。