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OCTの次のステージは遠隔レーザ溶接

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December, 21, 2017, Garching--インテリジェントレーザ溶接ソリューションの技術リーダーとしてBlackbird Robotersysteme GmbHは、自動車製造における遠隔レーザ溶接でOCTの潜在性を集中的に研究する研究プロジェクトに参加する。
 ミュンヘン工科大学(Technical University of Munich)の工作機械と工業管理研究所(iwb)は、BMWやOCTセンサメーカーPrecitecなどの多数の産業パートナーとともに、車体製造、特にエレクトロモビリティをもっと柔軟にする画期的な技術を研究している。ドイツの連邦教育・研究省(BMBF)が、Photonics Research Germany研究促進プログラムで同プロジェクトを支援している。
 ドイツ政府の明確な目標は、エレクトロモビリティを前進させること。今日までの、非常に期待外れの電気自動車販売の原因は、例えば、コスト効果よく少量生産ができない、柔軟性のない製造構造である。。将来的にも使える生産システムやボンディング技術は、柔軟に、適応的に機能する必要があり、接続性を扱う機能が必要である。効率と自律を最大化するには、機械は周辺環境や加工対象について、非常に多くの情報を必要としている。これはまさに、OCT、フォトニックセンサと組み合わせた非接触法が,方向や現状の検出で大きな潜在力を提供するところである。こうすることで加工結果を評価し、生産工程内でこの情報を共有し記録する。

生産の効率化促進のための溶接線分析
 このプロジェクトはBlackbirdスキャンソリューションを利用する。このスキャンソリューションは、SCANLABの子会社、ScanControlUnitのintelliWELD PRスキャンヘッドとOCTスキャナで構成されている。組み込まれているOCT技術は、干渉計ベースのシングルポイント高速距離測を使用している。イメージングは、溶接スキャナに同軸上結合された専用のOCTスキャナによる超高速ワークピーススキャニングに依存している。この溶接ソリューションは、したがって、組み込みエッジトラッキングおよびシームトポロジー計測を備えている。他の計測法と違い、OCTベースの測距は、実際のレーザ加工ゾーンに先行して、その中で、またその後で詳細なデータを取得し評価することができる。これには、例えば、溶接されるコンポーネント、隅肉溶接のシートラッキングの個別分析を含む、さらに溶接工程中の溶接欠陥や不正確性の正確な検出やパラメータ化も含まれる。そうしたデータにより、シーム品質の評価、不十分な幅、浸透度、開気孔、位置決め不良などの欠陥を検出し記録することができる。このデータは、クロック周期ニュートラルに、品質管理作業に利用できる。これによって、終了段階での品質保証ステップが不要になる。
 Blackbird RobotersystemeのCTO、Dr. Ulrich Munzertは、「将来的には、多くの追加アプリケーションが可能と考えられる。自動車産業以外にも可能性がある。自動車分野の厳しい要求を考慮して、この研究プロジェクトにより、代替アプローチやプロセスに対して評価しながら、製造アプローチやプロセスの簡素化について実際的知見を収集することができる」とコメントしている。
(詳細は、www.scanlab.de)