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3Dマシンビジョン市場、2022年に21億ドル

March, 22, 2017, Magarpatta--マーケッツ&マーケッツ(MarketsandMarkets)の「3Dマシンビジョン市場、2022年までの世界市場予測」によると、3Dマシンビジョン市場は、2017~2022年の期間にCAGR 11.07%で成長して、2022年には21億3000万ドルに達する見込みである。この市場の成長は、製造用途における3D対象分析需要の増加、非工業3Dマシンビジョンシステムの需要増などの要素が原動力となっている。

ハードウエアセグメントでは予測期間にカメラが3Dマシンビジョン市場をリード
 カメラは、2022年までのハードウエア3Dマシンビジョン市場で最大規模を維持すると見られており、カメラ市場は予測期間に最高成長率となる見込み。マシンビジョンシステムにおけるカメラは、3D画像取得に重要な役割を果たす。高品質画像、画像処理、コンパクトさに対する強い要求により、カメラは予測期間で3Dマシンビジョン市場で最大規模を維持する見込みである。

位置決めとガイダンス用途は予測期間に高成長
位置決めとガイダンス用途市場は2017-2022年の間に大きく伸びると見られている。これは自動車、薬品、飲食、その他の分野でロボットの採用が増加するためである。

2016年はAPAC市場が最大市場シェア、予測期間でも高い成長率
APACは2016年、3Dマシンビジョン市場で最大シェアを獲得し、この地域の市場は、2017-2022年に高い成長率が予測されている。全産業で、特にコンシューマエレクトロニクスや自動車で自動化採用が増加しており、これがAPACにおける3Dマシンビジョン市場成長の主因。また、中国、日本、インド、韓国などの主要製造ハブの存在が、この地域の3Dマシンビジョン市場の成長に寄与している。加えて、APACにおける3Dマシンビジョン市場の発展と推進に注力する日本インダストリアルイメージング協会(JIIA)の活動が、この地域における3Dマシンビジョン市場の成長を後押ししている。